KEYesとあなぶきグループ、革新的な南京錠管理システムの実証実験を開始

KEYesとあなぶきグループが手を組んだ革新の実験

福岡市に本社を置くKEYes株式会社は、今月よりあなぶきグループとの共同で南京錠管理システムの実証実験を開始しました。この取り組みは、昨年末よりスタートした「あなぶきオープンイノベーションプログラム」の一環として行われ、あなぶきグループのブランドスローガン「もっと、わくわく！」の実現を目指しています。

KEYesが提供する「キーズパドロックシステム」は、南京錠の解錠履歴を記録し、鍵の管理を効率よく行うことができる機能を備えています。今回の実証実験は、あなぶきハウジングサービスが管理する賃貸物件の営業現場で実施され、サービスの実用性を測ることを目的としています。

この実証実験にあたり、あなぶきハウジングサービスの取引先も協力しており、業界におけるサービスの有効性と市場価値を検証します。また、KEYesは短期間であなぶきグループのシステムとの統合を目指し、実運用の実現を図っています。

あなぶき興産株式会社のイノベーション担当、幸田良則さんは、「KEYesとの連携により、アナログ業務のデジタル化を進める新たなチャレンジに取り組みます。スマート南京錠を活用することで、物理的な鍵を扱う業務をデジタル化し、鍵のリモート管理を実現することが目標です。これによって、店舗の人的リソースをより効率的に活用し、お客様の満足度を高めていくことを期待しています。」と語りました。

彼はまた、任意の時間に誰が南京錠を解錠したのかという履歴データを活用することで、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性を感じているとも述べています。KEYesは、あなぶきグループと共に、革新的な賃貸業の形を模索し、新たな時代を切り開くことを目指しています。

KEYes株式会社について

KEYes株式会社は2018年12月に設立し、福岡市の旧大名小学校を利用したスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」に拠点を置いています。KEYesは、法人向けの南京錠管理SaaSを開発・販売しており、デジタル南京錠システムのサービスを展開しています。代表取締役の栗山真也氏のもと、企業向けの革新的なソリューションを提供することに注力しています。資本金は2,900万円で、多様な投資家から支援を受けています。

aaaさらに、あなぶきグループとのパートナーシップを通じて、今後の展開が楽しみです。デジタル化が進む現代において、KEYesの挑戦は業界全体に波及する可能性があります。鍵管理業務の効率化が実現されれば、賃貸業界の改革にもつながることでしょう。