次世代リーダー育成
2025-03-07 17:09:20

近大附属福岡高校生が国際キャンプで次世代リーダーを目指す

九州初開催の国際的な学びの場



近畿大学附属福岡高等学校の生徒たちが、2025年3月に福岡県飯塚市で開催される「第17回アジア太平洋次世代キャンプ」に参加することが決まりました。このキャンプには、世界18カ国の研究者や実務家、大学生たちが集まり、国際的な問題について意見を交換します。今回のキャンプでは、特に生徒たちが生成AIやフェイクニュースについて英語でプレゼンテーションを行う予定です。

英語のプレゼンテーションで自信を養う


今回の取り組みでは、飯塚市の旧伊藤伝衛門邸を訪問し、そこに集まった海外参加者たちに英語で案内を行う予定です。生徒たちは「What Can We Trust Today? Fostering Trust Using AI, Blockchain, and Web3(私たちは何を信頼できるのか?AI、ブロックチェーン、Web3.0を活用した信頼の醸成)」というテーマでプレゼンテーションを行い、「フェイクニュース」と「生成AI」の2つのグループに分かれ、それぞれのテーマについて深掘りしながら質疑応答に挑戦するのです。これにより、生徒たちは実践的な英語力を養うとともに、国際的な視野を広げる貴重なチャンスを得ることができます。

アジア太平洋次世代キャンプとは


「アジア太平洋次世代キャンプ(APNG Camp)」は、2002年にタイのバンコクで初めて開催され、以来アジア太平洋地域のさまざまな国で行われてきました。これまでに日本でも京都府や広島県で実施されており、今回は九州での初開催が実現します。

このキャンプの目的は、未来のリーダーを育成することです。多国籍の参加者が集まり、情報交流や問題解決のためのディスカッションを行うことで、国際的な協力関係を構築する場となります。参加する生徒たちは、世界中の知に触れることで、新たな視点やアイデアを得て、次世代のリーダーへと成長していくことが期待されています。

実施概要と今後の展望


「第17回アジア太平洋次世代キャンプ」は、2025年3月13日から16日まで開催されます。この期間中、約150名が参加予定で、うち海外からの参加者は約40名、国内からの参加者は約40名、高校生は約30名が参画します。近畿大学附属福岡高等学校からは、1年生10名が選ばれました。

生徒たちは今回のキャンプを通じて、英語力だけでなく、国際感覚や協力の精神を身につけることができる絶好の機会を手にします。今後も、こうしたイベントを通じて次世代リーダーの育成に寄与していきたいと考えています。

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