船上アートの誕生
2025-04-16 16:21:54

2025年の瀬戸内国際芸術祭を彩る船上アート『SHIP'S CAT』の誕生

2025年の瀬戸内国際芸術祭を彩る船上アート『SHIP'S CAT』の誕生



2025年に開催される『瀬戸内国際芸術祭』に向けて、大きな期待が寄せられているプロジェクトの一つが、神戸港でお披露目された『SHIP'S CAT(Boarding)』です。これは、現代美術作家であるヤノベケンジ氏が手がけた作品であり、ジャンボフェリー株式会社が主催した式典で正式に公開されました。

ジャンボフェリーの特設会場で開催された式典



お披露目式は、2025年4月16日の早朝に、神戸港に停泊中のフェリー「あおい」の展望デッキで実施されました。当日は、国土交通省や神戸市からの来賓を含む多くの方々が出席し、作品の除幕式や解説が行われました。式典は、山神正義社長の主催者挨拶からスタートし、各界の著名人や行政関係者からお祝いの言葉が届けられました。

「SHIP'S CAT」の背景と意義



『SHIP'S CAT(Boarding)』は、海上で船員を守る役割を果たしてきた「船乗り猫」をモチーフにした作品です。この作品は、世界的にも非常に珍しく、実際に航海する船の上に設置される初めてのアートとして注目されています。ヤノベ氏の独創的な視点から生まれたこの作品は、ただの装飾に留まらず、船とその乗組員の安全を願う深い意味が込められています。

除幕式の感動的な瞬間



除幕式では、ヤノベケンジ氏と来賓の皆さんが一緒に作品を公開し、晴れた神戸の空と海を背景に、会場から大きな拍手が沸き上がりました。『SHIP'S CAT(Boarding)』が新たな旅のシンボルとして、人々の心に刻まれた瞬間でした。また、記念品として作者へ船長帽や花束が贈呈され、アートと現実の交差を祝う温かい雰囲気が漂いました。

瀬戸内国際芸術祭への期待の高まり



式典の中で、瀬戸内国際芸術祭実行委員会の吉川健司事務局長が今後の展望を語りました。「SHIP'S CAT(Boarding)」が神戸-小豆島-高松のシンボルとなり、多くの人々に愛され続けることを願っているとのコメントがありました。このプロジェクトは、アートが人々の生活にどのように寄与できるかを示す重要な機会でもあります。

常設展示と今後の企画



『SHIP'S CAT(Boarding)』は、フェリーあおいの屋上デッキ「空のテラス」に常設され、瀬戸内国際芸術祭2025の完了まで見ることができます。ただし、荒天時や定期点検中は観覧できないので、訪れる際にはご注意が必要です。

また、ジャンボフェリーでは本作の公開を祝して「SHIP'S CAT特別企画」を展開中で、船体ラッピングやオリジナル御船印の発売を予定しており、アートとともに特別な船の旅を楽しむ機会を提供します。これからの動きにも大いに期待が高まります。

ロマンと感動に満ちた船の時間を、ぜひ体験してみてください。


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会社情報

会社名
ジャンボフェリー株式会社
住所
兵庫県神戸市中央区新港町3-7
電話番号
078-327-3111

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