THE W8代目女王、伽説いわしの新感覚エッセイ
株式会社KADOKAWAより、2025年12月11日(木)に『しょぼくれおかたづけ』が発売されます。この作品は、THE W8代目女王として知られる伽説いわしが独自の視点で描くエッセイ集です。著書には、34本のエッセイが収められており、エンターテイメントの舞台裏や、芸人という職業のリアルな悩みが綴られています。
書籍の特徴
本書は、連載中の「しょぼくれおかたづけ」からの作品に加え、著者が自身のnoteに投稿した文章、新たに書き下ろした作品を含む珠玉のエッセイです。特に小説家・朝井リョウ氏による帯コメントや、Aマッソの加納愛子氏による特別寄稿文がついている点も大きな魅力の一つです。
芸人ならではの視点
伽説いわしは、お笑い芸人としての経験を基に、日常のささいな出来事に焦点を当てます。本書では、日々の生活や舞台裏のエピソードを通じて、観客との関係や、笑いの背後に隠れた人間の感情について言及しています。いわしの言葉は、芸人らしからぬ不器用さや苦悩を率直に表現し、読者に共感を呼び起こします。
朝井リョウ氏の推薦
著名な作家である朝井リョウ氏は、「本気で生きている人が誰かを笑かす仕事をしている」と、本作の魅力を語ります。この作品を通じて、笑いが持つ力と、それを生み出す人間の深い感情に迫ります。読者は、心の奥底に触れるような感動を持ち帰ることができるでしょう。
読者へのメッセージ
伽説いわしは、本書を通じて「しょぼくれ」た日々の出来事を振り返り、また新たな視点を提供します。私たちは、毎日少しずつ不安を抱えながらも懸命に生きています。このエッセイは、そんな状況に共鳴するもので、少しでも希望や励ましを与えてくれるでしょう。読者の心に寄り添い、日常の「おかたづけ」を手助けしてくれることでしょう。
収録内容の一部
目次には、各種のエッセイが並び、それぞれの章がさまざまなテーマに分けられています。春の陽光や、雨の日のつぶやきまで、様々な日常の側面が詩的な言葉で表現されています。例えば、彼女の印象的な言葉「それでも私は芸人でありたい」は、読者に強いメッセージを伝えます。
芸人としての挑戦
伽説いわしの本書に対する思いを伺うと、「芸人のくせにここまで悩んでいいのか?」と葛藤しながらも、自らの弱さをさらけ出すことの重要性を挙げています。新感覚でありながら、深い人間味を伝えるこのエッセイは、どの世代の読者にも響く内容です。
まとめ
『しょぼくれおかたづけ』は、芸人でない人にも共感してもらえる作品であり、心温まる言葉が詰まったエッセイです。忙しい日常から少し離れて、笑いと共に心を軽くしてくれるこの作品をぜひ手に取っていただきたいと思います。伽説いわしの新しい一面を発見できるかもしれません。
書籍情報
- - 書名:しょぼくれおかたづけ
- - 著者:伽説いわし
- - 定価:1,980円(本体1,800円+税)
- - 発売日:2025年12月11日(木)
- - 判型:四六判
- - ページ数:258ページ
- - ISBN:978-4-04-117024-3
- - 発行:株式会社KADOKAWA
伽説いわしの新たな挑戦を、ぜひご覧ください。