蔵王山水苑の挑戦
2024-10-16 02:04:00

蔵王山水苑を核にした地域経済圏の新たな挑戦と未来

蔵王山水苑を核にした地域経済圏の新たな挑戦と未来



蔵王町、遠刈田温泉小妻坂と八山を中心とする「蔵王福祉の森エリア」は、地域社会の活性化を目的にしたまちづくりが進行中です。この取り組みの中心にあるのが、「母なる農村を守りながら、高齢者も若者も、障害者も健常者も誰もが安心して暮らせるまちづくり」を掲げる「蔵王福祉の森構想」です。
この構想では、空き家を有効活用することで交流人口を促進し、高齢者や障害者の福祉施設と地域社会の連携を強化。耕作放棄地を活かした農と福祉の結びつきも試みています。

近年、構想を支える企業ガイアが運営する宿泊施設には年間約8万人が訪れ、そのうち約半数はインバウンド客です。また、年間約16万6千人もの別荘利用者がこの地域の経済を支える役割を果たしています。地域住民との交流の場として、大型カフェ「さかい珈琲蔵王山水苑前店」がオープンし、商業的な拠点も次々に整備されています。

地域通貨の発行と地域経済の循環



「さかい珈琲」のオープンを契機に、さらなる地域経済の循環を目指して、まちづくりの理念に賛同する企業や団体、商店街と協働し地域通貨が発行されることとなりました。
この地域通貨は、賛同の証として「蔵王福祉の森ノボリ旗」が掲げられた店舗で利用することができます。イニシアチブを取る「蔵王福祉の森構想委員会」は、地域経済の循環を進めるために賛同者を増やし、より多くの地域の協調を生み出す努力を続けています。

正しく地域経済の循環を実現すれば、持続可能な社会の実現へと繋がります。地域通貨は以下の店舗にて利用が可能です:
1. さかい珈琲蔵王山水苑前店
2. 器とお食事の店やまぼうし
3. MOKU
4. 蔵王山水苑管理事務所
5. 自然薯とろろ専門店 蔵王小妻坂山
6. 農家レストラン蔵王わくわくファーム
7. ガイアヴィレッジ
8. ガイアクリーニング

これらの施策を通じて、地域の未来には明るい展望が見えてきます。まさに、蔵王地域が生み出した新たな挑戦が、今、実を結ぼうとしているのです。地域の人々が手を取り合い、共に成長する姿こそが、このまちづくりの本質であると言えるでしょう。

今後の展望



蔵王福祉の森構想委員会は、今後も地域通貨を基にした新しい取り組みを進め、地域社会がさらに活性化していくことを目指しています。地域住民はもちろん、訪れるゲストとも一体になりながら、持続可能なまちづくりを進めるための新たな一歩を踏み出していくことでしょう。地域と共に成長する未来に期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社ガイア
住所
宮城県白石市旭町1丁目5番7号MICHI HOTEL 2F
電話番号
0224-26-8892

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