文書管理システム『MyQuick』の進化
インフォコム株式会社が、文書管理システム「MyQuick」(マイクイック)の新たなバージョン(v9.3)を発表しました。この最新バージョンは特にAIチャット機能を中心に進化を遂げ、多くの企業の業務効率を向上させることを目指しています。2026年5月よりオンプレミス版が、そして7月からはクラウド版がそれぞれ提供される予定です。
業務効率化が求められる背景
近年、企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進や生成AIの活用を進めていますが、一方で社内に蓄積された文書、特に契約書や規程、報告書などの情報資産を有効に活用できていない現状があります。従来、必要な情報を探すために複数の文書を検索し、閲覧するという業務負担が大きく、多くの企業で効率性や意思決定のスピードを改善する必要性が感じられていました。
『MyQuick』は、これまでに980社以上の企業に導入されてきた実績があります。当社はこの課題に応えるため、2025年からAI機能の提供を進めており、今回のバージョンアップでは社内文書の活用をさらに支える新機能が追加されました。
新機能の概要
今回のバージョンアップで新たに追加・拡充された機能は以下の4つです。
① AIチャット機能
新機能として追加されたAIチャット機能は、例えば「展示会関連の資料を探して」といった曖昧なリクエストに対しても、AIがコンテキストを解釈し、関連文書や情報を抽出し、回答します。これにより、必要な文書を見つけ出す作業負担が軽減され、業務のスピードが向上します。また、生成された回答は「MyQuick」に登録された情報に基づくため、事実に基づかない回答が生じるリスクも抑えられています。
② 項目値クリック検索
ユーザーは管理情報として登録された各項目の値をクリックすることで、迅速に検索が可能になります。例えば、「取引先」項目で「インフォコム株式会社」を選択すると、該当する関連文書が素早くリストアップされる仕組みです。
③ システム画面からの一括アップロード
これまで専用ツールで行っていた台帳情報(CSV形式)や電子ファイルの一括登録・更新も、ブラウザ上から簡単に行えるようになりました。これにより、文書管理の運用負荷が軽減され、スムーズな登録・更新が実現します。
④ オンプレミス版へのAI連携
従来クラウド版でのみ提供されていたGPT連携機能が、オンプレミス版でも利用可能になります。これにより、セキュリティや運用方針の観点でオンプレミス環境を選択する企業でも、生成AIを駆使した業務の効率化や情報活用が可能となります。
今後の展開
インフォコムは、今後もAI技術の活用を通じて、文書の保管・管理に留まらず、社内に蓄積された情報を活かすための機能拡充を進めていく方針です。また、ERPシステムの「GRANDIT」との連携を強化することで、証憑の一元管理ができる情報活用基盤を築くことを目指しています。今後も企業の情報資産の有効活用と業務の効率化を支援し、お客様のDX推進に貢献していく所存です。
詳しい情報は
インフォコムグループの公式サイトをご覧ください。