Smart Dashが東京ヴェルディと共に挑む走りの革新
東京都渋谷区に本社を構えるSmart Dash(株式会社いいんじゃ)は、東京ヴェルディ株式会社が運営する「Verdy Sports Innovation Hub」において、クラブサプライヤー(イノベーションパートナー)に就任しました。この提携により、Smart Dashは東京ヴェルディの女子チーム「メニーナ」に対して、選手の走りを専門的に分析し、パフォーマンス向上を支援するプログラムを提供します。
メニーナへのサポート内容
Smart Dashの支援プログラムは、特に陸上競技の知見を活用し、選手の個々の「走り」に着目しています。初回の診断から始まり、改善支援を経て、モニタリングを行う3ステップのプロセスを採用しています。これにより選手は、自身の走りの課題を可視化し、専門的な技術を学ぶことができます。具体的な流れは以下の通りです。
1.
初回診断— 走行に必要な4つの機能を基に、選手の問題点を明確にするための測定を行います。
2.
改善支援— 診断に基づき、選手それぞれに合わせたトレーニングを行い、動作の定着をはかります。
3.
モニタリング— 分析と改善を繰り返し、選手がより速く走れるよう持続的にサポートしていきます。
Smart Dashの独自メソッドは、プロとアマチュアのデータに基づくものであり、1,100名以上のデータを使用して選手の分析を行っています。
AIと人間の融合によるコーチング
Smart Dashはデータを分析するだけでなく、AIの限界を超えた「人」によるコーチングも重要視しています。選手の感覚や意識に寄り添いながら、トレーニングの意義や競技パフォーマンスへの影響を分かりやすく伝えます。このようなアプローチにより、選手自身が課題を見出し、自主的に改善を行う自律的な成長サイクルを育むことを目指しています。
サッカー特有の動作に対応した新たな測定法
最近、Smart Dashはサッカー特有のカーブスプリント測定を導入しました。サッカーの試合では、選手が最高速に達するシーンの85%がカーブ走行であるため、この測定は不可欠です。専用のタイミングゲートを使用し、ペナルティエリアに沿って選手の走りを計測。以下の3点に関して数値化し、分析を行います。
- - 左右差の分析— 選手が自覚していない走行の非対称性を明らかにします。
- - 減速の質の評価— スピードをどれだけ維持し、鋭く止まれるかを測定します。
- - 曲線走行能力— 直線では評価できない、試合に直結するカーブ走行力を測定します。
これにより選手は速く走るスキルだけでなく、安全に走り止まる力も評価できます。また、早期に動きの質を把握することができれば、ケガのリスクを低減する手助けとなります。
今後の展望
Smart Dashと東京ヴェルディの提携は、メニーナの選手に対するサポートから始まります。初めての2ヶ月で早くも選手たちの動きに変化が現れています。Smart Dashは、選手たちがトレーニングの意義を理解し、主体的に取り組む状態を育成することを目指しており、将来的にはスプリント能力の向上が選手のキャリアやポジションの可能性を広げることを証明する方針です。
この取り組みは単発のものに留まらず、選手の成長やサッカー界全体の発展に寄与する持続的なイノベーションを目指します。Smart Dashの知見を活用し、サッカー界の発展に向けて、新たなソリューションを提供し続けることが期待されます。
詳しくは、Smart Dashの公式サイトをぜひご覧ください。