Z世代の夜の楽しみ
2024-08-22 16:30:57

Z世代のナイトライフ:意識調査から見える新しい夜の過ごし方と楽しみ方

Z世代の夜の活用に関する意識調査



株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが運営する『SHIBUYA109 lab.』は、最新の意識調査を通じてZ世代(20〜24歳)のナイトタイムエコノミーに迫りました。この調査では、若者たちの夜のお出かけに関する考え方、行動パターン、そして予算について様々な視点が浮かび上がっています。

夜のお出かけのモチベーションと予算

まず注目されるのが、若者のお出かけモチベーションが高まっている点です。今年の夏(18:00以降)の予定から読み取れるように、Z世代の夜の活動は年々活発になっています。調査によると、昼に比べて夜は約600円高い金額を費やす傾向にあるという結果が得られました。日中は活動しづらい要因として「暑さ」や「予定の合わなさ」が挙げられており、若者たちが夜の活動を好む理由は明確です。

「アゲな夜」と「チルな夜」

Z世代が夜に求める楽しみのスタイルも多様化しています。データによれば、彼らは「アゲな夜(盛り上がりを求める夜)」と「チルな夜(リラックスを求める夜)」の両方を重視しています。夜カフェやナイトプールといった新しいトレンドが彼らの心を捉え、新しいSNSの投稿のスタイルも変わってきています。投稿する内容や雰囲気によって、友人との距離感を意識した戦略的な行動が見られます。

深い関係を崩さないための楽しみ方

驚くべきは、夜のお出かけの目的が「新しい出会いを求める」というよりは、すでに仲が良い友人との関係を深める時間として活用されている点です。この傾向により、夜の出かけ先はより親密さを重視した場所が選ばれています。最近のZ世代は、コロナ禍を通じて「深く狭い人間関係」を特に重視するようになり、限られた仲間と過ごすことの重要性を見出しているようです。

新しい誘い方のトレンド

また、特に興味深いのは、Z世代の誘い方が進化していることです。「飲みに行こう」と声をかけるのではなく、「ご飯行こう」という新しいスタイルが主流になっています。お酒に対する考え方にも柔軟性があり、飲酒が必須ではなく、食事を共にすることで新たなコミュニケーションを楽しむ姿勢が伺えます。このことは、彼らが「拒否回避欲求」を強く意識していることとも関連していると考えられます。

まとめ

この調査を通じて、Z世代のナイトライフは「出会い」ではなく「関係の深化」を求める傾向が強いことがわかりました。嬉しいことに、その姿勢は業界に新たな刺激を与えており、今後の夜の楽しみ方にますます期待が高まります。若者たちの動向に合わせた新しいエンターテイメントの提供が求められています。夜の楽しみ方の進化を通じて、Z世代の趣向や価値観を理解し、彼らのニーズに応えることが、今後のマーケティング戦略においても重要な鍵となるでしょう。


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