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京都芸術大学が描く未来のつながり

京都芸術大学のプロダクトデザイン学科と情報デザイン学科が主催する合同授業の展示企画「これからの私たちのつながりをデザインする〜日常の観察から探る、私たちの在り方の輪郭〜」が、2025年4月にFabCafeKyotoで開催されます。この展示は、ポストコロナ時代における人々のつながりのあり方を考察し、デザインリサーチ手法「カルチュラルプローブス」を用いた調査を基にした提案を発表することを目的としています。

進化するつながりの形

ポストコロナという新たな時代背景の中で、人々のつながりのあり方は大きく変化しています。コロナウイルス流行の影響で、接触を避けることや社会的距離の確保が求められる中、リモートワークやオンライン生活が普及し、私たちの存在感も変化を遂げています。このような状況下で、京都芸術大学では「存在・偏在・遍在」をテーマに新たなつながりの形を模索しています。

デザインリサーチ手法「カルチュラルプローブス」

本展示では、授業内で実施された「カルチュラルプローブス」を通じて収集されたデータを基に、新しい提案が行われます。この手法は、身近な観察を通じて得られた気づきをもとに、私たちの日常生活や生活環境をどうデザインしていくかを探るものです。特に、多様な価値観や関係性が求められる現代において、どのように新しいつながりを形成し、体験として捉えていくのかが重要なテーマとなります。

参加企業との連携

このプロジェクトには、株式会社オプテージや株式会社ディレクションズといった企業も参加しており、展示やプレゼンテーションを通じて、社会の変化に対応した新たなビジネスモデルを提案する機会にもなっています。企業との協力を通じて、出てきたアイデアが社会に実装されることを期待しています。

重要な日程

展示期間は2025年3月25日から4月5日まで、そして公開講評会は4月2日の19:00から21:00の間に行われる予定です。講評会への参加は無料ですが、事前の申し込みが必要となります。興味のある方は、ぜひ申し込みをお忘れなく！

京都芸術大学について

京都芸術大学は、10学科24コースからなる、国内でも屈指の総合芸術大学です。社会に必要とされる力を、芸術教育を通じて育成を行っています。特に、学生たちがアートやデザインの力を通して社会課題を解決する多くのプロジェクトも年間100件以上実施しており、学際的なアプローチが特徴です。大学の所在地は京都府京都市左京区北白川瓜生山町で、在籍者は約4,114名。学生たちは実社会との接点を持ちながら、表現者として成長していきます。

この展示は、新たな資産の構築を目指す意欲的な取り組みです。ポストコロナ社会を生き抜くための知恵や視点が、ここから生まれることを期待しています。

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