脱炭素に向けた挑戦関西企業の取組み発表会
2025年2月28日、神戸市で開催される「脱炭素に向けた挑戦関西企業の取組み発表会」は、地域の企業における脱炭素活動を発表し合う貴重な機会となります。主催の独立行政法人中小企業基盤整備機構近畿本部と公益財団法人神戸市産業振興財団は、持続可能な社会に向けた企業の取り組みの重要性を再認識し、さまざまな企業が協力し合う場を提供します。
脱炭素をめぐる現状
昨今、地球規模での気候変動への関心が高まり、企業においてもカーボンニュートラルの実現が求められています。特に日本では2025年の大阪万博を控えており、世界中の企業が日本を訪れ、企業の環境意識が試される時期に差し掛かっています。そんな中、本発表会では中小企業から大企業までが一堂に会し、情報を共有し、意見を交わすことで脱炭素への取り組みをさらなる高みへと引き上げることが期待されています。
プログラム内容
夕方のプログラムでは、大手企業による基調講演から始まり、続いて中小企業の取組み発表が行われます。特に注目されるのは、
1.
基調講演
菱重工業株式会社のカーボンニュートラル推進室長、森原雅幸氏による「カーボンニュートラルの実現に向けた戦略」。
2.
中小企業3社の発表
- 環境機器を扱うコーベックス株式会社の松原啓一氏による「未来のカーボンニュートラル工場」。
- 東大阪にある印刷会社の株式会社精巧社の奥良二氏が語る「省エネから始める脱炭素」。
- 日精テクノロジー株式会社の小林直樹氏が挑戦する「CFP算定への取り組み」。
3.
支援施策の紹介と名刺交換会
参加者同士の意見交換の場として、名刺交換会も設けられています。
参加の詳細
参加は無料で、定員は80名。興味がある方は、2月26日までにオンラインで申し込みが必要です。場所は神戸市中央区加納町にある「ANCHOR KOBE」および、後日YouTubeチャンネルでの動画配信も予定されています。これにより、参加できない方も後から内容を視聴することが可能です。
まとめ
環境問題に取り組む企業が集まり、それぞれの戦略や課題、成果を発表するこのイベントは、関西地域における脱炭素化のさらなる推進につながる大きな一歩となるでしょう。脱炭素への関心を持つ方、企業の方々はぜひご参加ください。