デジタルスキルマップを通じた課題解決の場
2024年7月24日、東京港区で『DSMパートナーズ』による第2回勉強会が開催され、企業や地方自治体のDX推進担当者が集まりました。この勉強会は、デジタルスキル標準の利用促進と、共有された知見の活用を目指すコミュニティ、DSMパートナーズによるものです。
DSMパートナーズとは?
DSMパートナーズは、2023年4月に設立された自主的なコミュニティで、デジタルスキル標準を企業や自治体で取り入れ、そこから得られたベストプラクティスを共有しています。事務局は一般社団法人日本パブリックアフェアーズ協会が務め、社会におけるデジタルスキルの標準化とその実装に注力しています。
第2回勉強会の目的
勉強会の目的は、2023年度の成果物である『デジタルスキル標準適用手引・活用時知見・活用事例集』の解説にありました。参加者は互いに情報を共有し、実務上の課題についての理解を深めることを目指しています。
参加者の構成
当日は、民間企業と自治体合わせて約10社が参加。テーマは「アセスメント・スキル評価」の自社用定義についてであり、具体的なアジェンダに基づいて進行されました。初めに、DX人材育成に関する業務フローが説明され、続いて第1回会合での議論の振り返りが行われました。この振り返りでは、必要な人材像やスキル項目を自社用にどのように定義するかが焦点となりました。
情報の共有と質疑応答の時間
解説を担当したDSMパートナーズの外山氏は、『デジタルスキル標準適用手引』の枠組みをもとに、企業や自治体がどのようにスキル評価を実施するべきか、その手順や具体例を紹介しました。質疑応答では「参加者の方々から得られた情報は、自分では収集が難しい内容でした」という声もあり、多くの方が新しい知見に触れることができたと好評でした。
次回の勉強会について
次回の2024年度第3回会合は、DX人材育成に関する研修企画の準備に関する説明を予定しています。DSMパートナーズは、今後も関係省庁やさまざまなステークホルダーと連携しながら、デジタルスキルの確保と育成に向けた議論を進めていくことを目指しています。
事務局連絡先
- - 一般社団法人 日本パブリックアフェアーズ協会 事務局
TEL:03-6821-7869
FAX:03-6685-9400
E-mail:
[email protected]
関連リンク
デジタルスキルが企業や自治体の成長に不可欠な要素となる今、DSMパートナーズのような取り組みが注目されているのは、この分野での確かな進展を期待させます。今後の活動にも期待が高まります。