株式会社レンズ、金融IT協会への加入で業界貢献に貢献
株式会社レンズ(代表取締役:伏見慎剛、野澤貴)は、2025年5月に特定非営利活動法人金融IT協会(FITA)に加入したことを発表しました。レンズは、企業のガバナンス、リスク、コンプライアンス、そしてセキュリティに関する問題を解決するためのソリューションを開発・提供しています。主力製品である「Lens RM」は、企業が直面する様々なリスクやコンプライアンスの課題に対する強力なサポートを提供します。
FITAの役割とミッション
金融IT協会(FITA)は、金融機関を中心として【金融×IT】の情報共有を行う初の団体として知られています。そのミッションは、業界を横断したデジタル人材の育成やITの民主化の推進です。金融業界全体における人材育成やスキル継承の支援に取り組むことを通じて、持続可能な金融システムの構築を目指しています。
レンズは、FITAのビジョンに共鳴し、特に委託先管理とサードパーティ管理の分野から金融業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)やリスク管理、セキュリティの向上に貢献する意欲を示しています。これにより、金融業界全体のセキュリティ意識を高め、社会的な要請に応える姿勢を貫いていきます。
セキュリティ民主化WGの活動
FITAは、金融機関のサイバーセキュリティ対策への関心の高まりに応じて、2025年4月に「セキュリティ民主化WG(ワーキンググループ)」を設立しました。このグループは、業界全体のセキュリティ体制を強化し、教育を推進することを目的としています。レンズはWGのメンバーとして、金融業界全体のセキュリティのさらなる強化に努め、全体の安全性を高めるために貢献していく所存です。
株式会社レンズの背景
株式会社レンズは、東京都渋谷区に本社を置き、2022年8月に設立されました。設立以来、企業活動を支えるためのソリューションを提供し続けており、2025年2月にはシードラウンドで8.44億円の資金調達を行いました。
「Lens RM」は2023年8月に新たに導入されたSaaSであり、外部の委託先やクラウドサービスの管理だけではなく、社内のリスク管理や内部統制もサポートします。このシステムを通じて、レンズはコスト削減とリスク管理の高度化を実現し、大手金融機関をはじめとした様々な企業に導入されています。
会社の理念と今後の展望
レンズは、デジタル化の波が押し寄せる中で、金融業界のデジタルトランスフォーメーションを促進し、リスクとコンプライアンスの管理を徹底することで、より安全な社会の実現を目指しています。FITAとともに協力を深め、業界全体の発展に寄与することを誓っています。今後の活動にも期待が寄せられています。