障がい者雇用の新たな可能性を広げる取り組み
株式会社エスプールプラスは、障がい者雇用支援を目的に、企業向け貸農園「わーくはぴねす農園」での新たな業務を構築しました。特に、猛暑による就業環境の改善と障がい者の職域拡大を両立させることを目指し、屋内で行える「紙すき・メッセージカード作成業務」を標準化しました。この取り組みは、2027年夏までに全国の利用企業750社に広がる予定です。
当社は現在、全国62カ所で「わーくはぴねす農園」を運営し、約5,200名の障がいのある方が野菜作りやその他の業務に従事しています。しかし、近年の猛暑により、全国の40カ所で栽培量や作業時間が制限される状況が続いています。そこで、冷暖房完備の休憩スペースの増設や遮熱設備の導入が進められているほか、屋内でも継続的に取り組める業務の構築が急務でした。
紙すき業務の詳しい内容
新たに標準化した「紙すき業務」は、シュレッダーで処理された古紙や段ボールを素材にし、ラベルやレシピ、メッセージカードなどを作成するものです。この工程は細分化されており、障がいの特性や習熟度に応じた役割分担が可能となります。
特に特徴的なのは、「紙すき」のプロセスがどの工程においてもやり直し可能な点です。もし仕上がりにむらが出た場合でも、すぐに前の工程に戻って再挑戦できる仕組みが整っています。この工程設計は、失敗を恐れずに挑戦できる環境を提供し、利用者が成功体験を重ねて成長を促すものとなっています。
就業者の体験談
すでにこの「紙すき業務」を体験した就業者からは次のような声が寄せられています。
- - 「思ったより難しかった。続ければ上手くなると思う」
- - 「厚みや色を変えたり、秋には紅葉を入れたり、バリエーションがあるから飽きずにできそう」
これらの声からも、障がい者の方々が新しい挑戦に対して前向きであることが伺えます。
未来への展望
株式会社エスプールプラスでは、今後も利用企業との連携を強化し、障がいのある方一人ひとりの能力を最大限に引き出せる業務づくりを進めていきます。その結果、仕事の幅が広がり、より多くの障がい者が活躍できる職場環境が実現することを目指しています。
私たちの取り組みは、単に障がい者雇用の拡大にとどまらず、社会全体における多様性の受容と理解を促進するものでもあるのです。
お問い合わせ
会社概要
- - 商号: 株式会社エスプールプラス
- - 所在地: 東京都千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビル11階
- - 責任者: 社長執行役員 大橋王二
- - 事業内容: 障がい者雇用のコンサルティング及び支援
- - 設立: 2010年6月