行き場を失ったうさぎを救うプロジェクト
一般社団法人「うさぎとひとの幸せを支える会」が新たに立ち上げた「学校うさぎさん100匹プロジェクト」は、学校で飼われていたものの、飼育廃止などの理由で行き場を失ったうさぎたちを無償で保護し、新しい未来を提供することを目的としています。このプロジェクトの活動には、飼育環境の改善や里親探しだけでなく、動物福祉についての啓発活動も含まれています。
プロジェクトの背景
全国の学校でのうさぎの飼育が問題となり、特に関東地方では多くの学校が飼育をやめる方向に進んでいます。これにより、行き場を失ったうさぎたちは多く存在しています。このようなうさぎたちを支援し、彼らが安定した生活を送れる場所を提供するために、同団体はこのプロジェクトを開始しました。
活動内容
1. うさぎの引き取り
プロジェクトはまず、飼育が廃止された学校からうさぎを無償で引き取る取り組みを行っています。ダイレクトメールや直接の学校訪問を通じて、飼育についての相談を受け付けており、必要な場合はすぐにうさぎを輸送します。こうした活動により、特に過酷な環境に置かれているうさぎたちが新たなスタートを切ることができるのです。
2. 健康診断とケア
引き取ったうさぎは、まず医療ケアを受けます。健康診断や必要な治療を行い、ケガや病気を持つうさぎたちも回復を目指します。安全で快適な環境を整え、ストレスを軽減することが重要です。
3. 里親募集
さらに、SNSや譲渡会を通じて、責任をもってうさぎを飼える里親を探しています。過去には、保護したうさぎの多くが譲渡会から1~2ヶ月以内に新しい家族と結びついています。この取り組みにより、救われたうさぎたちが穏やかな家庭で愛情をもって育てられることが期待されています。
4. 啓発活動
「命の大切さ」を広めるため、地域のイベントやワークショップを開催し、正しい飼育方法や動物福祉について学び、理解を深める活動も推進しています。
2025年の目標
このプロジェクトは着実に進行し、2025年には以下の具体的な目標を掲げています。
- - 保護するうさぎの数を400匹に増加
- - 保護引取費用を5000円に引き下げ、最終的には無料化を目指す
- - 月2回の譲渡会を定期的に開催
- - 第一種動物取扱業許可の取得
- - 通販サイトの本格稼働
これらの目標の実現には、クラウドファンディングなど、ご支援が不可欠です。
皆様の応援を
「小さな命に大きな愛を」。このプロジェクトは多くの方々の温かい支援によって成り立っています。寄付を通じて参加してくださる皆様の思いは、うさぎたちに新しい未来を届ける力となります。
興味のある方はぜひ、以下のリンクからプロジェクト詳細を確認し、ご支援をお願いいたします!
プロジェクトの詳細はこちら
会社概要
一般社団法人うさぎとひとの幸せを支える会