探究的な学びを支える高大連携教育フォーラムの開催決定

第23回高大連携教育フォーラム開催のお知らせ

公益財団法人大学コンソーシアム京都が主催する第23回高大連携教育フォーラムが、2025年12月6日にキャンパスプラザ京都で行われます。

フォーラムの目的

本フォーラムは、高等学校と大学の連携を深め、教育接続問題に関する情報を共有し、京都における取り組みを広めることを目的としています。特に、「探究的な学び」というテーマを掲げ、高校と大学の間で生じる課題や「モヤモヤ」を解消していくことを目指します。また、探究的な学びが高大連携にどのような影響を与えるのか、関係者間で共通理解を深める機会でもあります。

当日のスケジュール

基調講演

午前中は松下佳代氏（京都大学大学院教育学研究科教授）による基調講演を予定しています。彼女が探究学習の意味と、高大接続のセグメント化についてお話しします。

パネルディスカッション

基調講演に続いて、パネルディスカッションが行われ、松下氏をはじめ、倉部史記氏（追手門学院大学客員教授）、小谷英里氏（聖ヨゼフ学園日星高等学校探究主任）などが登壇します。
コーディネーターは、杉岡秀紀氏（福知山公立大学地域経営学部准教授）が務めます。

分科会

1. 第1分科会: 高校の探究活動を深めるための高大連携の形について。
- 報告者: 松嶋亮潤氏（京都府立福知山高等学校教諭）、日下部成登氏（京都府立北桑田高等学校教諭）
- コーディネーター: 白石耕二氏（京都府教育委員会指導部高校教育課指導主事）

2. 第2分科会: 探究的な学びを広げるための連携と協働の課題について。
- 報告者: 長谷川夕起氏、沼田和也氏
- コーディネーター: 滋野正道氏（龍谷大学心理学部講師）

3. 特別分科会: 探究活動の評価に関する新たな試み。
- 報告者: 杉森公一氏、コーディネーター: 柿本航氏、森岡大樹氏

4. 特別分科会2: 高校と大学が共有する探究のモヤモヤについて。
- 報告者には、大学生たちが自身の経験をもとに探究の葛藤を語る機会があります。コーディネーターは滋野哲秀氏（聖ヨゼフ学園日星高等学校校長）が担当します。