第40回あまがさき産業フェア2025が開催決定
兵庫県尼崎市にて、あまがさき産業フェア2025が令和7年11月20日と21日の2日間、ベイコム総合体育館で開催されることが発表されました。このイベントは、経験豊かな企業が最新の製品や技術を紹介し、商取引や技術交流の場を提供することを目的としています。これは今回で40回目を迎える記念すべきフェアで、1982年(昭和57年)に第1回が行われて以来、地域の産業振興に大きく貢献してきました。
フェアの特徴
今年のフェアでは、特に企業や働く人々の活発な商取引と技術交流を促進することに力を入れています。また、兵庫県内信用金庫によるマッチングフェアや、大阪溶接協会のエリア展示なども行われ、幅広い業種からの参加が期待されています。
主催は、尼崎市や複数の経済団体から成る実行委員会。さらには、兵庫県の信用金庫協会などが共催し、地域経済の活性化に寄与していく姿勢を示しています。
開催概要
- - 開催日: 令和7年11月20日(10:00〜17:00)、21日(10:00〜16:00)
- - 場所: ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園)
- - 参加企業数: 164社(団体、学校等含む)174ブース
様々なイベント
デモンストレーションやトークイベントも充実しており、21日にはお笑い芸人のサバンナ八木真澄氏が「リスクマネジメント」をテーマにトークを行います。企業経営の重要な視点について、笑いを交えながら分かりやすく解説します。
また、同日の11:30からは元プロ野球選手の濱中治氏による「組織を成功に導くゼネラルマネージャーの役割」と題したトークショーも予定されています。野球界での経験をもとに、製造業におけるマネジメントの重要性を引き出してくれます。
ビジネスマッチング事業
今回のフェアでは、大手企業とのマッチングも行われます。工業系の29社、商業系の8社が参加し、出展企業が自社の技術や製品をアピールする貴重な機会を提供します。ビジネスマッチングを通じて、新たな取引先やパートナーを見つけるチャンスです。
マニア必見のミニ競技
また、製造業の技術を結集したミニ四駆大会も開催されます。「第2回あまがさき産業フェアカップ」では、32チームが参加し、モノづくり企業の技術を生かした熱いレースが繰り広げられること間違いなしです。観客も参加し、盛り上がるイベントとなるでしょう。
さらに「全日本製造業コマ大戦」も開催され、高度な技術を持つ企業のコマによるトーナメントも行われます。これにより、参加企業の技術力を広く知ってもらうことが目的です。
相談コーナーの拡充
新たな取り組みとして、さまざまな相談コーナーも設置されます。海外への進出サポート、雇用に関する相談、エネルギーの使用に関する合理化、経営課題の相談など、多岐にわたる内容が用意されています。
集客の工夫
集客力向上のために、キッチンカーの誘致やシャトルバスの運行、商談カフェの実施など、参加者が楽しめる工夫も多くなされています。
地域の産業に影響を与える重要なイベントとして、尼崎市でのあまがさき産業フェア2025に、ぜひ足を運んでみてください。商取引や技術交流の場としてだけでなく、楽しみながら学べる機会が満載です。