NTTビジネスソリューションズ、HRアワード2025で栄誉の受賞

NTTビジネスソリューションズ株式会社が提供する「karafuru AI（カラフルAI）」が、年度の「HRアワード2025」において栄えある入賞を果たしました。このアワードは、日本の企業における人事部門の活動を評価し、推進することを目的としており、特に多様性の尊重や心理的安全性を重視した取り組みが評価されています。

「HRアワード」は、企業人事部や人材開発を手がける業界の発展を促すために2012年に創設されました。受賞者は、全国の人事部正会員によって投票され、特に信頼性と公正さが求められています。この背景の中で、NTTビジネスソリューションズの「karafuru AI」は、多様性とインクルージョンを推進する一環として、無意識の偏見「アンコンシャスバイアス」に対する取組みが高く評価されました。

「karafuru AI」の特長

「karafuru AI」は、生成AIを活用したトレーニングツールであり、日常的な1on1のシーンを通じて、従業員が自身の偏見に気付き、行動を変容させることを目的としています。このツールは、以下のような特長を持ちます。

- 身近なシチュエーション: トレーニングが身近なテーマに基づいているため、利用者が「自分事」として取り組みやすくなっています。
- 短時間での学習: 1回のトレーニングは5分から始められ、効率的に続けて受講することが可能です。
- データの可視化: トレーニング結果をもとに、各部門の傾向を可視化し、現場の問題を把握するのに役立ちます。

従来のDE&I（多様性、公正、包摂）研修と比べて、「karafuru AI」では、全社員が一斉に評価を受けることができ、評価がフラットであるため、感情や相性に左右されない点が大きな特徴です。

実績とフィードバック

実際に「karafuru AI」を導入した企業では、研修に対して関心を示さなかった社員が自発的にこのツールを利用し、職場での気づきを共有するようになったとの声が寄せられています。このような姿勢は、企業文化にも好影響を与えているようです。また、各部署や役職ごとのデータをもとに、人事部門や経営層が組織課題を認識し、施策を改善するための貴重な情報を得られるといった声もあります。

今後の展開

今後は、より多様なシチュエーションを考慮したトレーニング内容を追加し、企業人事が抱える様々な課題にタイムリーに対応していく計画です。特に、グローバル化が進む中での日本企業の多様なニーズにも応えるサービスを目指しています。

お問い合わせ

「karafuru AI」に関する inquiries は、NTTビジネスソリューションズのバリューデザイン部までご連絡ください。具体的な情報は、以下のメールアドレスをご利用ください。
Email: [email protected]

このように、NTTビジネスソリューションズは、「karafuru AI」の開発を通じて、企業の人事部門における意思決定をサポートし、多様性と包括性を推進しています。HRアワード2025における受賞は、その成果を裏付ける重要な指標となるでしょう。