空き物件を未来の農場に変える試み
当社、合同会社ばとんは、兵庫県南あわじ市に拠点を持ち、未来の農場を生み出す新たな事業に着手しました。近年、空き家や空き物件が増加する中で、これらを活用した次世代型農業、特に「縦型オーガニック水耕栽培」を通じて新たな可能性を広げようとしています。
移住者と共に進む物件活用
2023年4月、私たちは移住者を迎え入れ、彼らと共に当社の菜園「あわじのはたけ」の運営に参画してもらうことにしました。新船の2名は、各自が持つ専門知識に基づいた役割を果たしながら、新たな作物の導入や菜園の運営に貢献していきます。彼らの挑戦は、空き物件を単なる負動産から、新たな価値を生む「屋内農場」へと変える重要な一歩となります。
新しいライフスタイルの創出
私たちの取り組みは、ただ物件を活用するだけではありません。「住まい」と「しごと」を一体化し、移住したい人々に新しい働く場を提供します。地方への移住を望む人々は多いものの、職の選択肢が限られている現状があります。そこで、遊休不動産を利用した都市型農業を提案し、新たなライフスタイルを創出していきたいと考えています。
縦型オーガニック水耕栽培の利点
空き物件や使われていないスペースを縦型オーガニック水耕栽培のシステムによって、収益を生む農場へと変えることが可能です。このシステムは、狭小なスペースでも高効率で作物を育てることができ、都市部の空きビルや倉庫、さらには閉店した店舗スペースでも利用可能です。
地域経済の再生を目指す
当社のビジョンは、全国に散らばる空き家や商業施設を地域の新たな「食のインフラ」として再生することで、地域経済を支え、人々の暮らしに貢献することです。また、不動産オーナーにとっても、維持費がかかる遊休資産を安定収益を生む地域貢献型ビジネスに転換するチャンスを提供します。
全国展開へ向けた加速
2024年4月には「次世代型水耕栽培でニッポンの空き家を0戸に!食料自給率を100%に!」という壮大な夢を発信し、多くの反響を得ています。現在、全国各地での導入が進み、不動産活用の枠を超えた影響が広がっています。このような取り組みを通じ、遊休不動産が地域を支える「しごと」と「食」の拠点へと変革される未来を共に創造していきましょう。
お問い合わせ
不動産の有効活用や移住促進に興味のあるオーナー様や管理会社様、また新たな収益モデルを模索している方々、ぜひご相談ください。私たちは、4月1日に夢を発信し、その実現に向け真剣に取り組んでいます。