SecureNaviの進化
2022-03-01 14:00:05

SecureNaviが1.3億円調達、ISMS支援ツールの進化と新展開

SecureNaviが実現するISMSオートメーションツールの革新



SecureNaviは、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の構築と運用に特化したオートメーションツールである「SecureNavi」を提供しています。最近、同社はプレシリーズAラウンドで1.3億円の資金を調達しましたが、この資金は新たなビジネス展開へ向けた第一歩ともいえるものです。

ISMSの必要性とSecureNaviの役割



情報社会において、企業が直面するセキュリティリスクは日々増加しています。そのため、ISMSの重要性は高まる一方で、多くの企業ではその構築にかかる負担が課題となっています。SecureNaviは、これらの悩みを解消するために設計されたツールです。

主な特徴としては、ISMSに必要な情報をクラウドに集約・管理することで、文書作成の手間を大幅に削減し、従来の6ヶ月〜1年かかるプロセスを4ヶ月に短縮します。使い勝手の良いデザインにより、専門知識がない担当者でも容易に扱えるため、企業におけるセキュリティ対策が迅速に進むと期待されています。

資金調達の背景と今後のビジョン



昨今、サイバー攻撃やセキュリティインシデントが増加する中、企業が遵守すべきコンプライアンス要件は複雑化しています。このような環境において、SecureNaviはISMS向けのサービスを展開してきましたが、今回の資金調達を活かして、ISMS以外の分野でも展開を図っていく予定です。

特に注目したいのは、セキュリティ担当者の業務効率化を図る新規事業の構想です。この新たな動きは、多くの企業のセキュリティ負担を軽減し、より安全な情報環境を実現する助けとなるでしょう。

期待される新事業



SecureNaviは、ISMS以外にも個人情報保護法やその他のセキュリティ要件に対応するツールの開発を計画しており、これによりセキュリティ分野でのリーダーシップをさらに確立することを目指しています。具体的には、SaaSやAIを活用した効率的なセキュリティ対策ツールの提供を打ち出すことで、企業内のセキュリティ管理をスピーディーかつコスト削減に寄与することが期待されます。

投資家の声



SecureNaviには、モバイル・インターネットキャピタル株式会社やNEXTBLUEなど、著名な投資家が支援を表明しており、彼らはこのスタートアップのビジョンや成長性に対して高い期待を寄せています。投資家たちは、SecureNaviが業界のセキュリティ基盤を進化させる上で重要な役割を果たすと確信しています。

ユーザーへの感謝と今後の展望



SecureNaviの代表取締役CEOである井崎友博氏は、今回の資金調達に感謝を示し、これにより提供するサービスの向上と、よりセキュアな世界をつくるための努力を続けていく意向を表現しています。今後、優秀な人材を採用し、組織の強化を図ることで、一層のサービス機能の充実が期待されます。

新しいセキュリティソリューションの開発や、クライアントのニーズに沿ったカスタマイズなど、多岐にわたる展開が予期される中、SecureNaviの今後の動きに目が離せません。

会社情報

会社名
SecureNavi株式会社
住所
東京都中央区日本橋二丁目1番17号丹生ビル2階
電話番号

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