オーガイホールディングスと電通が手を携え、新たなオーラルヘルスサービス創出へ

オーガイホールディングスと電通が業務提携

オーガイホールディングス株式会社が、株式会社電通との間で新たな業務提携契約を締結しました。この契約は2025年の8月22日付で、歯科健診や口腔ケアの普及およびマーケティングの強化を目的としています。オーガイは大阪に本社を構え、特に3Dプリンタやミリングマシンを使用した義歯の製作に注力しています。さらに、独自の歯科医療MaaSを通じて、地域の歯科治療やケアの啓発に取り組んでいます。

提携の背景

コロナ禍を経て、口腔ケアの重要性は高まってきつつありますが、依然としてその認知度や必要性については十分でないのが現状です。この問題を解決するために、オーガイは「口腔が全身をけん引する」というテーマを掲げ、啓発活動やサービスの提供に積極的に共感する企業との連携を模索してきました。そこで、長年にわたる豊富なマーケティング実績を持つ電通と業務提携を結ぶことが決定されました。

提携のポイント

1. マーケティング分野での連携
電通の卓越したマーケティングノウハウを活かし、介護福祉分野での新サービスの創出や市場の拡大を試みます。

2. 経営人材の交流
互いの経営視点を持ち寄ることで、より質の高い事業運営を目指し、持続可能なビジネスモデルの構築に寄与します。

3. 新規事業の共創
電通の広範なネットワークを活かした協賛広告型の展開や、ヘルスケア関連のインサイトを活用した新商品の開発も模索する予定です。

この提携は、オーガイのデジタル歯科技工所「デンスマイルラボ」を運営するフィールトラストとも含まれており、三社の共同契約スキームとなっています。