株式会社システムクリエイトが3Dプリント管理ソフト『3D Printer OS』を国内展開します

日本のものづくりを変革する新たなツール

大阪府東大阪市に本社を置く株式会社システムクリエイトは、ものづくり業界に革新をもたらすために、3Dプリント管理ソフト『3D Printer OS』の国内販売に向けた準備を進めることを発表しました。このソフトウェアは、3Dプリントの操作性を高め、業務の効率化を実現することを目的としています。

ものづくりの現場での役立ち情報

現在、多くの企業が3Dプリンタを導入しているものの、運用の効率性はそれぞれ異なる実情があります。複数のメーカーや機種にまたがるプリンタを管理する中で、効率的に作業を進めることは容易ではありません。そこで、システムクリエイトが提供する『3D Printer OS』は、こうした課題を解決するための強力なツールとなります。

特徴と利便性

『3D Printer OS』は、主要な3Dプリンタメーカー、Bambu LabやCreality、Dremelなどのプリンタモデルとの接続をサポートしています。このソフトウェアは、プリントデータの作成から、プリントジョブの管理、さらには各種のレポート作成まで幅広くカバーしており、業務のスムーズな進行を支援します。また、クラウドベースの運用を採用しており、データの自動修復やスライスの最適化も行えます。

さらに、複数の3Dプリンタを同時に管理する機能も搭載しており、指定したデバイス（Raspberry Pi、Windows、macOS、Linux）を使用して管理が可能です。これにより、ユーザーは手軽に各プリンタの状態を把握し、効率的に業務を進めることができます。

ユーザーの声と成長の背景

『3D Printer OS』はリリースから10年が経過し、すでに6000以上の企業や組織に導入されています。実際に、35万人以上のユーザーによる支持を受けており、この数値はその使いやすさと信頼性を物語っています。今後もこのソフトウェアの進化が期待されます。

システムクリエイトとは

システムクリエイトは、1992年に設立され、ものづくり企業向けに幅広いソフトウェアとハードウェアのソリューションを提供してきました。3Dプリンタやスキャナの販売、CAD/CAMのソフトウェア提供、さらには技術サポートやトレーニングも実施しています。これらの経験を活かし、顧客に対してより良いサービスを提供し続けることを目指しています。

詳しい情報は公式ウェブサイト（公式HP）にて確認できます。今後の『3D Printer OS』の展開に期待が集まります。