営業フリーランス支援の「NUWORKS」、時価総額100億円達成

NUWORKSの躍進と市場展望

「NUWORKS（ニューワークス）」がついに時価総額100億円に到達しました。これは、営業フリーランスやスタートアップ企業の成長を支援するための多面的な事業展開の成果と言えます。今回の資金調達は1億円で、営業フリーランス向けのシェアオフィス事業の拡張が目的です。

NUWORKSのビジョン

NUWORKSは、「営業フリーランスと起業の独立と成長を支援する」をビジョンに掲げています。営業フリーランスやスタートアップ企業にとって、シェアオフィスやアライアンス、コンサルティングの全てを一手に提供するプラットフォームとして支持を受けています。

現在、NUWORKSは東京都秋葉原と福岡県小倉にシェアオフィスを展開中です。2020年の秋葉原オフィスのオープン以来、2022年3月時点で1,200人以上が入居しており、着実にその人気と利用者数を増やしています。

営業市場の拡大

日本国内におけるフリーランスの数は、2023年時点で1,577万人と推定され、営業職でも864万人が活動しています。このような背景の中で、営業フリーランスや営業会社の起業が増加しているため、NUWORKSの提供するマッチングビジネスは今後ますます需要が見込まれています。特に、営業フリーランスがシェアオフィスに入居すると同時に仕事を斡旋されるため、収入が初期段階から安定します。この点がここ数年で入居者数が増加している要因のひとつです。

また、NUWORKSは顧客基盤を活かして大手企業とのアライアンスを進め、これまでに110万人以上と連携を結びました。これによって、ビジネスに必要なサービスを数多く提供し、また新たな収益源を確保しています。

資金調達の意図

今回の資金調達に伴い、NUWORKSはさらなる全国展開を図る意向です。新型コロナウイルスの影響や不確定な国際情勢の中、営業企業の事業安定を求める需要は高まっていました。それに応える形で、NUWORKSは新規拠点の増設を進めています。

NUWORKSの代表、三浦亮は「今後も全国の営業フリーランスや営業会社の支援を強化する」と意気込んでいます。新しい営業の形を模索する企業やフリーランスと共に、成長を続けることを目指しています。