近年、宿泊業界において外国籍従業員の重要性が高まっています。特に観光業が盛んな日本では、外国からの労働力が不可欠であり、そのためには在留資格の管理効率化が求められています。東急リゾーツ&ステイ株式会社は、このニーズに応えるために、RAKUVISA株式会社の「RAKUVISA for Biz」という新しいシステムを導入しました。
RAKUVISAの背景
東急リゾーツ&ステイは全国に104の宿泊施設を展開し、年間約700万人のお客様に対応しています。リゾート地では特にサービス要員、特に調理人材の確保が難しくなっており、今後の運営安定化が課題です。そこで、2033年には全正社員の約30%を海外人材にするというビジョンを掲げ、多様性に富んだ組織を目指しています。
このような方針に従い、外国籍従業員の管理業務が重要な課題として浮上しました。その解決策として、RAKUVISA株式会社との業務提携を行い、「RAKUVISA for Biz」の導入を決定しました。
RAKUVISA for Bizの特長
このシステムの最大の特長は、オンラインでのビザ申請が可能になる点です。申請データはクラウドで管理され、定期報告書もオンラインで作成できます。また、出入国在留管理庁とのAPI連携により、安全で確実な申請プロセスが実現されます。
これにより、在留資格管理の業務負担や法的リスクを軽減し、外国籍従業員にも安定した雇用環境を提供することができます。精神的、物理的な不安を軽減し、従業員が安心して業務に集中できる環境を整えることで、外国人雇用の拡大が期待されます。
企業の今後の展望
東急リゾーツ&ステイは、「RAKUVISA for Biz」の導入を通じて業務効率を向上させるだけでなく、コンプライアンス体制を強化し、さらなる人材確保に向けた活動を進めていくことを目指しています。今後の国際化に対応した組織作りを推進し、多様性を大切にする企業文化を育むことで、より安心で快適な職場環境を提供することを約束します。
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RAKUVISAの企業情報
RAKUVISA株式会社は、東京都渋谷区に本社を置き、2018年4月に設立された企業です。オンラインでのビザ申請業務を効率化し、多くの企業の人材確保を支援しています。
東急リゾーツ&ステイの企業情報
東急リゾーツ&ステイは、1979年に設立され、全国で100以上の施設を運営しています。宿泊事業を中心に、ゴルフやスキー事業にも力を入れ、他の運営サポートも行っています。