橋本町長が韓国世宗市で地方創生に関する講演
2023年11月27日に、茨城県境町の橋本正裕町長が韓国の世宗市特別自治市で、地方創生に向けた政策について講演を行うことが決まりました。この講演は、韓国大統領が参与する「地方時代委員会」の招聘を受け、地域の特徴を生かした自立的な発展を目指すためのものです。
地方創生の重要性
韓国の地方時代委員会は、積極的に各地域の魅力を引き出す施策を推進しており、橋本町長の取り組みが非常に注目されています。彼は、地域住民の生活を豊かにするための施策、特に子育て施策や移住促進施策を強調し、今回の講演を通じて、その実績を韓国側に提案します。
講演会の詳細
講演は、2023年12月24日に予定されており、世宗市の地方時代委員会大会議室で開催されます。会議には多くの地方自治体の職員が出席予定で、橋本町長は直接、境町の施策の魅力を伝える予定です。
出席者には、ウ・ドンギ委員長をはじめ、忠清圏自治体からの代表者たちが名を連ね、参加者間でのネットワーク構築も期待されています。
先進的な施策の紹介
橋本町長は、境町が実施する子育て施策や移住促進施策について詳しく説明します。特に、全国初となる公道での自動運転バスの運行開始や、地域密着型の英語教育、スポーツを核にしたまちづくりなど、多岐にわたる施策の成功事例を紹介し、地方創生に向けた具体的なビジョンを共有します。これにより、韓国側が自身の地域に取り入れるべき意見を模索することを期待しています。
相互交流の促進
さらに、橋本町長は12月25日に韓国の保寧市を訪れ、地域の特性に合った施策を共有します。保寧市で開催される「2024大川冬の海 愛のフェスティバル」にも参加し、年に一度の地域交流イベントにおいて、日本と韓国の関係をより一層深めるきっかけとなることが期待されます。
まとめ
この度の橋本町長の韓国訪問は、境町の先進的な施策を世界に発信し、他地域との連携を強化する重要な機会です。地方創生に向け、韓国の地域発展の参考となるような成功事例が生まれることを期待しましょう。