コンタクトレンズケアの意識調査
新型コロナウイルスの影響で、私たちの衛生習慣は大きく変化しました。多くの人が、手指の消毒やマスク着用を習慣化し、ウイルスや菌に対しての意識は高まっています。その一方で、コンタクトレンズのケアに関しては、意識の高まりが「置いてけぼり」になっているという現状が報告されています。特に、全国の2weekソフトコンタクトレンズを使用している300人を対象にした調査結果からも、このことは明らかです。
調査で明らかになった現実
調査によれば、約7割の人が新型コロナウイルス流行以前と比べて感染症に対する消毒意識が高まったと感じています。具体的には、外出時のマスク着用が定着し、手洗い時には石鹸を使用し、手指の消毒用品を持ち歩くようになったという新たな習慣が増えたとのことです。しかし、目に対する衛生意識を問うと、約3人に1人が「意識が向上した」と答えたものの、実際には約7割がコンタクトレンズへの消毒意識に変化がなかったと応え、このギャップが懸念されています。
目の衛生と新しいケア習慣
このような状況を受け、ボシュロム・ジャパン株式会社は「新・レンズケア習慣」を提唱しています。その内容は、以下の3つのポイントに分かれています:
1.
朝の装着前にしっかりすすぐ
2.
昼間はいつでもケア用品を持ち歩く
3.
夜はこすり洗いを行い、洗浄後にしっかりすすぐ
これらの習慣を実践することで、眼病予防につながるとされています。
レンズケアダンスで楽しく習得
新たなケア習慣を楽しく学ぶために、ボシュロムは「レニューのレンズケアダンス」と題した動画をYouTubeに公開しました。この動画は、親しみやすいコミカルな内容で、視聴者に「新・レンズケア習慣」を楽しみながら学んでもらうことを目指しています。
動画は、
こちらからご覧いただけます。
目のトラブルと消毒の重要性
調査では、コンタクトレンズ使用者の約8割が、目の乾燥やかゆみ、疲れといったトラブルを経験したと答えています。また、こすり洗いを行っていない人が約半数に上る一方、実施している人も推奨される洗浄時間(10秒)の半分しかかけていないことが判明しました。これは、効果的なケアを行えていない証拠です。
まとめ
COVID-19の影響で私たちの消毒意識は大きく向上しましたが、コンタクトレンズケアにおいてはまだまだ課題が残っています。新・レンズケア習慣を取り入れることで、眼病を予防し、より快適な視生活を送ることが可能です。ぜひ、日常生活にこれらの習慣を取り入れてみましょう。