アソビューCEO 山野智久氏が日本車いすラグビー連盟の新理事長に就任
アソビュー株式会社の代表取締役執行役員CEOである山野智久氏が、2024年10月1日より一般社団法人日本車いすラグビー連盟の理事長に就任することが発表されました。この連盟は、今夏のパリ・パラリンピックにおいて日本代表チームが見事金メダルを獲得したことを受け、より一層の盛り上がりを見せています。
副理事長には、元ラグビー日本代表キャプテンの廣瀬俊朗氏が就任。山野氏は、同連盟の運営に自社の経営ノウハウとマーケティング力を活かし、より多くの人々に車いすラグビーの魅力を届ける努力をするとしています。
理事長就任の背景
アソビューは「生きるに、遊びを。」というミッションのもと、衣食住に「遊び」を加えたWell-Beingな社会の実現を目指しています。最近では、遊びの予約サイト「アソビュー!」で600以上のジャンルから28,000以上のプランを提供。中には、スポーツ体験も多く含まれており、特に2019年には日本フェンシング協会と提携し、マイナースポーツの普及に貢献してきました。
山野氏は、2023年6月に日本車いすラグビー連盟の理事に就任し、アソビューがオフィシャルパートナーになったことを契機に、観客の集客を目指して電子チケットの活用や、会場での体験コーナー設置などを行い新規ファンの獲得にも寄与しています。彼はこの新しい役職で、日本代表チームのさらなる強化を目指す意欲を語っており、その責任を重く受け止めています。
車いすラグビーの魅力と普及への責任
「車いすラグビーは、様々な障がいの選手たちが同じコートで共に戦う、その姿に大きな魅力を感じます。これこそが、ダイバーシティーとインクルージョンの象徴です」と山野氏はコメント。今後は、国内での試合を観に来る機会を設け、競技の迫力を多くの人に体感してもらうことを計画しているようです。
競技としての発展を目指す
日本車いすラグビー連盟は1997年に設立され、競技の普及と、パラリンピックや世界選手権でのメダル獲得を目指して活動しています。現段階で日本はパリ・パラリンピックで初めて金メダルを獲得しましたが、さらなる高みを目指して取組みを続ける必要があります。山野氏は、「金メダルを一度獲得することは非常に難しいが、その後も勝ち続けることはまた違った挑戦です。既存の運営基盤を強化していく所存です」と述べています。
結論
今後、アソビューが日本車いすラグビー連盟を通じてどのように競技の普及と発展に寄与していくのか、目が離せません。観客としても選手としても、ぜひその迫力と魅力を体験するために会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。彼らが織りなす感動の瞬間に立ち会うことができるかもしれません。