地元魅力を英語で
2025-01-21 11:36:11

大阪・関西万博に向けた英語教材『ええまち大阪』で地元魅力を発信

大阪・関西万博を沸かせる英語教材『ええまち大阪』



2025年、大阪で開催される大阪・関西万博に向けて、地域の魅力を高める取り組みが進んでいます。その一環として、株式会社増進堂・受験研究社と株式会社三菱UFJ銀行が共同で、英語学習教材『ええまち大阪』を大阪市の全131校の市立中学校に寄贈しました。このプロジェクトには、子どもたちが大阪の名所や文化を英語で学び、実際に外国人観光客とコミュニケーションを取る力を育むという重要な目的があります。

『ええまち大阪』は、大阪の象徴的なスポットである大阪城や通天閣、さらには地元の名物・たこ焼きに至るまで、さまざまなトピックを英語で学べる内容が特徴です。英語を学ぶことで、子どもたちは地元の魅力を外国に発信する力を身につけることができます。教育現場では実用的な英語が求められていますが、万博開催を通じて、学んだ成果を実践する機会が増えるのです。

社会全体が万博に向けて高まる期待の中で、この教材は大人も知らないかもしれない大坂の名所や文化を再発見し、子どもたちにその知識を伝える役割を果たします。製作は大阪教育大学の吉田晴世教授が監修しており、文法事項も詳細にカバーした設計になっています。これにより、教材は中学3年間で学ぶ重要な内容を子どもたちに効果的に教えることができるように工夫されています。

また、大阪市中学英語研究会による授業での活用法を示した動画が学校に配信され、実際の授業でもスムーズに取り入れることができるよう準備が進められています。これにより、子どもたちはヘルプを得ながら、主体的に学ぶ環境を整えられています。

寄贈対象となっているのは、大阪市立中学校の全131校であり、各校には1クラス分の40冊が送られます。配布時期は2025年2月以降を予定しており、まさに万博を見据えたタイミングと言えるでしょう。

増進堂・受験研究社は、1890年に大阪で創業した教育出版の老舗で、その哲学は「学ぶすべての人に、最良の学びを届ける」というミッションに基づいています。今後も教育分野で地域貢献を果たし、未来を担う子どもたちが自らの可能性を切り拓く手助けをしていくでしょう。

万博での国際交流の場として



万博の開催にともない、大阪の街は国内外からの観光客で賑わいます。日本の魅力を体験しに来る外国人との交流は、子どもたちにとって貴重な経験です。『ええまち大阪』を通じて学んだことを実践することで、英語を使ったコミュニケーション力が養われ、国際感覚も育成されることが期待されています。

地域の文化や名所を知ることは、地元のアイデンティティを強化することにもつながります。これからの教育現場では、子どもたちが地域に自信を持ち、国際的な視野を広げるためのカリキュラムがますます重要視されるでしょう。

最後に、教育に対する取り組みを通じて、大大阪が未来に向けての国際都市としての一歩を踏み出すことが期待されます。万博までもうすぐ、子どもたちの学びが実を結ぶ瞬間が楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社増進堂・受験研究社
住所
大阪府大阪市西区新町3-3-6 
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