地域コミュニティ復興を目指す「初夏の想い出さいか市」が開催！

初夏の想い出さいか市が豊田中小学校で開催

山口県下関市に位置する豊田中小学校が再び賑わいを見せます。2025年4月26日と27日の両日、地域の方々や訪問者が集まる「初夏の想い出さいか市」が開催されます。108年にわたる歴史を持つこの学校は、2021年に閉校となりましたが、その後も地域の人々に愛されています。

このイベントは、「想い出さいか市実行委員会」と「大丸下関店」の共催で行われ、地域住民や移住者、来訪者が気軽に交流できる場所を提供することを目的としています。このような取り組みは、廃校を地域活性化の一環として活用するユニークな試みです。

参加者の思い出を形に

イベント名の「想い出さいか市」は、豊田中小学校に通っていた高校生たちが命名しました。彼らの思い出や再会の意味が込められ、今では新たなコミュニティ形成の場として機能することを目指しています。参加者は、当時の思い出を振り返りながら、新たな交流の場を楽しむことができます。

楽しみいっぱいのマルシェと体験

今回の「初夏の想い出さいか市」では、さまざまな出店やイベントが用意されています。日常品や婦人服、紳士服を取り扱うマルシェが開催され、気軽に買い物を楽しむことができる他、地域おこし協力隊による教室カフェもオープンします。ここでは地域の特産物を使用した特別メニューも提供され、豊田町内の方々は割引価格で利用できます。

また、特別な体験として、懐かしの牛乳瓶を使ったキャンドル作りや蛍籠づくり体験も行われます。これらのワークショップでは、参加者が手を動かして作品を作りながら、地域文化を体感できます。さらに、弦楽器の演奏会もあり、地域の音楽を楽しむ時間も用意されています。