高千穂交易、Cloomの新機能を発表
高千穂交易株式会社は、東京都新宿区に本社を置く技術商社で、長い歴史を持つ企業です。この度、同社が提供するスマートオフィス向けのクラウドサービス「Cloom」が新たな機能を追加したことを発表しました。このサービスは、社員の所在や会議室の稼働状況を可視化し、効率的な業務環境を実現することを目的としています。
新機能の追加は、企業のニーズに応える形で進められ、特にBCP(事業継続計画)対策に力を入れています。この新たなアップデートでは、拠点ごとの社員の所在情報をCSV形式でダウンロードできる機能が追加され、災害時などには社員の安全確認に役立てることができます。
主要機能の紹介
1.
BCP対策の強化
Cloomでは、各拠点に出社している社員を一覧表示でき、最新のデバイス位置情報を利用した管理が可能です。これにより、万が一災害が発生した際の迅速な対応が期待できます。
2.
会議室予約の自動短縮
予約した会議の時間が早く終了した場合、自動的に会議室の予約を短縮する機能も新たに追加されました。この機能は、IoTセンサーによって実現されており、退室を感知すると会議室の予約情報が自動で更新されます。これにより、会議室の有効活用が促進され、よりスムーズな予約が可能になります。
3.
Google Workspaceとの連携
Cloomが新たに対応した「Google Workspace」からは、社員や会議室の予定を直接取得できるようになりました。これにより、スケジュールの確認が一層便利になります。
4.
社内マップからリスト検索に変更
社員の所在確認方法を見直し、社内マップを使用せず、社員リストから直接社員の所在を検索できるインターフェイスに変更されました。
5.
検索機能の強化
社員をより効率的に検索できるように、読み仮名やメールアドレス、電話番号などで素早く情報が得られるようになっています。
6.
シングルサインオン連携
Microsoft Entra IDとのシングルサインオン連携も新たに搭載。この機能により、安全かつ簡便にCloomにログインすることが可能です。
高千穂交易は、今後もCloomの機能を拡張し、企業の生産性向上に寄与する取り組みを続けるとしています。また、2024年10月には、RX Japan主催の展示会で新バージョンのデモが予定されています。最新情報や機能の詳細は公式サイトで確認できます。
展示会情報
「働き方改革EXPO」でCloomの新機能を体験するチャンスです。詳細については公式ウェブサイトをチェックしてください。
高千穂交易は、1952年に創業した独立系の技術商社であり、クラウドサービスだけでなく、商品監視や入退室管理など様々なソリューションを提供しています。今後とも、従業員の働きやすさを重視した製品展開が期待されます。