Doleの『もったいないバナナプロジェクト』が受賞
2023年、株式会社ドールが展開する『もったいないバナナプロジェクト』が、環境省および消費者庁が主催する「令和7年度食品ロス削減推進表彰」において、環境事務次官賞を取得しました。この賞は食品ロス削減に寄与する優れた取り組みを評価するもので、Doleの活動がその意義を強く認められた結果です。
このプロジェクトは、2021年9月から始まり、規格外とされるバナナの活用を通じて、食品ロスの削減を目指しています。通常、外見に若干の傷がある、あるいはサイズが規格に合わないなどの理由から廃棄されてしまうバナナが、「もったいない」として救出され、様々な形で流通しています。Doleは、外食チェーンや食品メーカー、小売業者など多くの企業と連携し、規格外バナナを加工原料や青果品として提供することで、持続可能な食品供給網の構築に貢献しています。
プロジェクトの概要
プロジェクトは2025年に5年目を迎えるにあたり、2024年度には約2千トン、2025年度には約4千トンの規格外バナナを救出予定です。フィリピンから廃棄される年間約2万トンの規格外バナナのうち、20%を日本で救出する見込みです。また、バナナだけでなく、パイナップルやキウイ、マンゴーといった他の果物にも活動を広げています。これにより『もったいないフルーツ』としての認知度を高めつつあり、特設サイトもリニューアルされました。特設サイトでは、規格外バナナを主人公にしたアニメーション動画「もったいないバナナSTORY」や、販売店舗を地図で検索できる「ストアロケーター」機能が新たに追加され、多くの人々に情報提供されています。
プロジェクトの三つの柱
Doleの取り組みは主に次の三つのプロジェクトに分かれています。
- - ### プロジェクト.01:そのまま楽しむ!「もったいないバナナ」
一部のスーパーで、規格外のバナナをそのままで販売中です。
- - ### プロジェクト.02:いろんな姿で活躍!「もったいないフルーツ」
多くの企業とコラボレーションし、規格外のフルーツを原料とした様々な商品が誕生しています。参加企業は60社以上に達し、120規格以上の商品が展開されています。
- - ### プロジェクト.03:オフィスにお届け!「もったいないバナナ」
オフィスや工場に直接「もったいないバナナ」を提供し、従業員の健康促進や企業のSDGs推進にも寄与しています。
Doleの願い
Doleは、「フルーツでスマイルを。」というブランドメッセージのもと、人々の生活に喜びをもたらすことを目指しています。企業や消費者、そして社会全体が抱える課題の解決に向けて、フルーツの持つ可能性を探求し続ける姿勢を大切にしています。
詳細や最新情報については、
Doleの公式サイトをご覧ください。