「皮膚の日」に特設ページ公開!サノフィがアトピー性皮膚炎などの啓発活動強化
11月12日は「皮膚の日」。製薬会社サノフィは、この日に合わせ、アレルギー疾患情報サイト「アレルギーi」に特設ページ「なりたい皮膚の相談室」を公開しました。
特設ページでは、慢性的なかゆみを伴う皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎、結節性痒疹、特発性の慢性蕁麻疹について、詳細な情報が提供されています。これらの疾患は、日常生活に大きな影響を与える一方で、我慢しがちな症状であることから、適切な治療を受けられていない人も多いのが現状です。
サノフィは、特設ページを通じて、患者さん自身が自身の皮膚の状態を見直すきっかけを提供し、治療の選択肢やQOL向上について考える機会を促したいと考えています。
皮膚の役割と慢性的なかゆみの影響
皮膚は、人体最大の臓器であり、病原体や外的刺激から体を守る、体温調節をする、感覚を伝えるなど、生命維持に不可欠な役割を担っています。
かゆみは、体の異常を知らせるシグナルです。一時的なかゆみは虫刺されや異物の付着など、外部からの刺激によるものですが、慢性的なかゆみは体の内部の炎症が原因となる場合が多く、アトピー性皮膚炎や結節性痒疹、特発性の慢性蕁麻疹などが挙げられます。
慢性的なかゆみは、睡眠不足や集中力の低下、仕事や学習への影響など、生活の質を大きく低下させる可能性があります。しかし、かゆみは痛みと比べて軽視されがちで、我慢してしまうケースも多いのが現状です。
「なりたい皮膚の相談室」で発信される情報
特設ページ「なりたい皮膚の相談室」では、かゆみの原因や皮膚の役割、代表的な皮膚疾患に関する情報に加え、かゆみがもたらすストレスや、治療法の進化について解説しています。
特に注目すべきは、皮膚科医からのメッセージ動画です。大人のアトピー性皮膚炎患者さんや、アトピー性皮膚炎のお子さんを持つ保護者の方に向けて、最新の治療環境や治療に対する考え方について詳しく解説しています。
皮膚科医からのメッセージ
特設ページでは、皮膚科医の江藤隆史先生から、患者さんへのメッセージが寄せられています。江藤先生は、長年、かゆみを伴う皮膚疾患の患者さんを診察されてきた経験から、患者さんの多くが、かゆみが日常的になってしまい、その影響に気づいていない現状を指摘しています。
また、治療環境の変化によって、かつては改善が難しかった皮膚の状態も、今では治療によって大きく改善できる可能性があることを強調しています。患者さん自身が「なりたい皮膚」を明確にイメージし、医師と共有することで、より効果的な治療につなげることができると訴えています。
サノフィの取り組み
サノフィは、今後も啓発活動や疾患に関する情報発信を通じて、患者さん一人ひとりが最適な治療を受けられるよう、積極的に支援していくことを表明しています。
特設ページ「なりたい皮膚の相談室」は、皮膚の状態に悩んでいる人にとって、貴重な情報源となるでしょう。ぜひ、アクセスして、自身の皮膚について改めて考えてみてください。