雨風太陽アワード2025受賞者発表
「都市と地方をかきまぜる」のミッションを掲げている株式会社雨風太陽が、地域資源を活用し、関係人口の創出に貢献する事業者を対象とした「雨風太陽アワード2025」の受賞者を発表しました。これは産直EC「ポケットマルシェ」といったサービスを通じ、地域の活性化を実現している事業者を称えるものです。
このアワードの目的は、受賞者の活動を「見える化」し、消費者に向けた理解や関心を高めることです。2025年10月22日に開催された「地域資源が観光名所を超えるとき」というイベント内で、8名の受賞者が発表されました。
アワードテーマと受賞者の取り組み
アワードは二つのテーマに分かれています。ひとつは「関係人口創出」、もうひとつは「地域資源活用」です。関係人口創出部門では、宿泊サービスや体験受け入れなどを通じた人流創出活動が評価され、自由テーマでは地域資源を活かした商品開発や交流施設の運営が取り上げられました。
受賞者一覧
- - 藤谷 周平さん(birch株式会社・北海道八雲町)
廃校をリノベした「ペコレラ学舎」で宿泊施設やキャンプ場を運営し、地域の祭りプロジェクトにも積極的に関わる。
魚をテーマにした体験型商品を展開し、観光と地域消費を結びつける新たな関係人口を生み出している。
- - 取釜 宏行さん(一般社団法人まなびのみなと・広島県大崎上島町)
地域特有の海洋アクティビティや暮らし体験を提供し、参加者との持続的な関係構築を目指す。
- - 清野 玲子さん(とさレモンの会・高知県いの町)
レモン栽培を通し、地域農家と県外のサポーターを結ぶ持続可能な農業を展開。
- - 冨森 識弘さん(Tomimori Citrus Garden・熊本県水俣市)
ボランティアや学生を受け入れ、農業体験を提供しながら地域資源の保全に寄与する。
- - 瀬川 知香さん(暮らしの宿 福のや・鹿児島県南九州市)
農村体験プログラムを通じて地域活性化を図り、持続可能な観光を目指す。
- - 八木澤 裕史さん(日光八木澤ファーム・栃木県日光市)
古民家を生かした飲食店と民泊を運営し、地域の魅力を広める。
- - 大角 昌巳さん(株式会社しあわせ野菜畑・静岡県掛川市)
有機農業を通じて地域の人々と交流し、持続可能なコミュニティ形成に力を入れている。
まとめ
本アワードは、地域が持つ多様な資源を再評価し、関係人口の創出がいかに地方の持続可能な発展に寄与するかを示す重要な取組みです。今後も、各地で活躍する事業者の取り組みを通じて、消費者の意識を高め、地域と都市のつながりを深めていく役割が期待されています。
会社情報
株式会社雨風太陽は、地域の企業や生産者と消費者との架け橋を作り続けています。今後も関係人口の創出に向けた取り組みを広め、持続可能な地域振興に貢献していく方針です。