映像管理基盤の統一
2025-10-31 14:00:10

富士通グループ映像管理基盤、キヤノンMJによる新クラウドサービス導入

富士通グループが映像管理基盤を統一



富士通株式会社は、グループ全体で映像管理基盤を統一するために、キヤノンマーケティングジャパン株式会社が提供するクラウド型映像プラットフォーム「VisualStage Pro powered by Arcules」の運用を2025年10月から開始します。この取り組みは、国内の拠点から順次行われ、最終的には海外拠点も含む全グループ企業に展開される予定です。

DX推進と標準化の重要性



近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)が企業の成長において不可欠になる中、多立地展開を行う企業では異なるシステムが混在することで運用の非効率が生じています。富士通も例外ではなく、約11万人の従業員を抱えるグローバル企業として、ビジネスオペレーションの標準化やデータの活用を進めています。その中で、映像管理の課題を解決するため「VisualStage Pro」が導入されることになりました。

導入のメリット



「VisualStage Pro」は、20,000機種以上のカメラとの接続が可能であり、既存のカメラを活用することで新たな設備投資を抑えることができます。このシステムを通じて、約3,000台のカメラがすでに設置されている国内拠点では、場所や時間を問わず簡単に映像をモニタリングできるため、迅速な意思決定が可能になります。また、強固なセキュリティ対策を施した本システムにより、企業内の安全性向上も期待されています。

専用システム不要の利便性



「VisualStage Pro」を使用することによって、特別なソフトウェアを必要とせず、パソコンやスマートフォンからインターネットを介して映像を確認することができます。これにより、管理業務の負荷軽減や業務の効率化が図られるとともに、セキュリティ対策の強化にも寄与します。特にサイバーセキュリティフレームワークに基づいた信頼性の確保が重要とされています。

未来への展望



富士通では、国内約300拠点への導入を進めており、グローバル標準のビジネスオペレーションを実現するために、海外拠点への展開も視野に入れています。今後もキヤノンMJは、「VisualStage Pro」を通じた映像管理技術を活用し、顧客の業務効率化やDX推進をサポートしていく方針です。

このように、企業の映像管理が効率化されることで、セキュリティや業務の円滑化が期待され、安心安全な職場環境の構築が進むことが予想されます。

詳細情報


詳細な製品仕様については、キヤノンのホームページをご参照ください。日々進化するテクノロジーを使って、企業の業務効率化を目指す取り組みは、今後も重要なテーマとして位置づけられています。


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会社情報

会社名
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
住所
東京都港区港南2-16-6
電話番号

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