エアロネクストがモンゴルでの新スマート物流モデルを発表
概要
株式会社エアロネクストは、東京都の「グローバルサウスのGX(グリーントランスフォーメーション)促進プロジェクト」に参加し、モンゴルとベトナムでの脱炭素化を目指した新しい物流モデルである「新スマート物流SkyHub®」の展開を発表しました。
このプロジェクトは、医療分野から日用品や食品に至るまで、幅広い領域での物流効率化を図るものです。エアロネクストは2023年よりモンゴルでの社会実装を進めており、特にウランバートル市での医療物流を通じたドローン配送の実現を目指しています。
ドローン社会実装の第一歩
エアロネクストは、2022年からモンゴルのインフラ企業であるNewcom Groupとの提携を進めており、2023年には医療品配送の社会実装を開始しました。2024年には同国初の商用ドローン飛行ライセンスを取得し、国立輸血センターから市内の病院への輸血用血液製剤配送を行っています。この活動により、緊急配送で5名の人命を救うことに成功しました。
2024年から2025年には、合計472回の配送を行い、14の病院に516人分の輸血用血液が届けられています。この取り組みは「ドローン血液輸送」のソーシャルビジネスとしても高い評価を得ており、社会的認知の向上に寄与しています。
ドローン配送のグローバル展開
今回採択された事業は、エアロネクストの既存のドローン配送モデルを基に、モンゴル及びベトナムでの事業拡大を見据えています。このモデルにより、車両輸送の削減を図り、GHG(Greenhouse Gas)排出量を定量的に削減することが期待されています。
エアロネクストは、日本国内で培ったドローン物流のノウハウを活かし、業界全体の制度設計や技術をグローバルに展開していく方針です。特に、「運航×制度×技術」を組み合わせた三位一体の物流エコシステムを確立することで、社会的課題の解決を目指します。
SkyHub®Training Centerの設立
また、エアロネクストは2026年1月からSkyHub®Training Centerを開設する予定。ここでは、ドローン配送に必要な実務教育を一貫して提供し、受講者が自走して事業を立ち上げることを目指します。
今後の展望
エアロネクストの挑戦は、モンゴルから始まり、将来的には他の国々への展開を視野に入れています。持続可能な物流システムの確立に向けて、グローバルサウスにおける脱炭素化や地域課題の解決に貢献する意欲は、今後さらなる進展が期待されます。
まとめ
エアロネクストの新スマート物流SkyHub®の導入は、モンゴルでの社会的な認知を高めるだけでなく、他国への波及効果も期待されます。今後のプロジェクトの進展と、世界中への拡大が注目される中、グリーントランスフォーメーションを実現するための重要なステップとなるでしょう。