株式会社鼓月、東京2025デフリンピックへの協賛
日本の伝統的な和菓子メーカーである株式会社鼓月が、2025年11月に開催予定の「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」に協賛することが発表されました。この大会は、世界各国から集まる聴覚障害を持つアスリートたちが競う場であり、鼓月は陸上競技においてゲームズサポートメンバーとして参加します。
羊羹と千寿せんべいで選手たちを応援
鼓月は、東京都で行われるこの重要な大会において、エネルギー補給羊羹「anpower」と、「東京2025デフリンピックプレミアム千寿せんべい」を提供します。「anpower」は、競技に臨む選手たちの栄養を支えるための特製羊羹であり、豆は自社工場で炊き上げた素材を使用。低分子化ポリフェノールや必須アミノ酸BCAAが含まれており、スポーツ向けの補給食として開発されています。実際に2019年に販売をスタートして以来、多くのアスリートに愛されてきました。
一方、千寿せんべいに関しては、大会関係者に向けた特別仕様が用意されており、京都の伝統を感じさせる和菓子となっています。国産小麦粉とザラメ糖を使った生地に、バターの風味が効いたシュガークリームを挟んだこのお菓子は、独特の食感と濃厚な味わいが特徴です。
デフスポーツの発展を後押し
株式会社鼓月は、日本デフ陸上競技協会のサプライヤーとして、デフスポーツの発展に貢献する姿勢を明確にしています。「東京2025デフリンピック」においても、選手たちが最良のコンディションで競技に挑むことができるよう、栄養面でのサポートを抜かりなく行うことが目的です。また、和菓子の魅力を広めると同時に、京都から世界へとその可能性を伝えていきたいという思いが込められています。
株式会社鼓月とは
1932年に創業した株式会社鼓月は、京都を拠点にする和菓子のリーディングカンパニーです。「プレミアム千寿せんべい」など、伝統的な商品はもちろん、洋菓子ブランド「Pâtisserie KINEEL京都」も展開しています。企業理念は「思い出作りのお手伝い」であり、常に新しい挑戦を続けながら、長きにわたり愛される企業であり続けています。
大会の概要
「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」は、2025年11月15日から26日まで、東京都内で行われます。世界中から約6,000名の選手や関係者が集まり、70から80の国・地域が参加予定です。主な会場は、駒沢オリンピック公園総合運動場や東京体育館などが利用されます。
この大会を通じて、株式会社鼓月はデフスポーツを応援し、和菓子文化を広めていくという重要な役割を果たします。
まとめ
株式会社鼓月の取り組みは、デフリンピックを盛り上げるだけでなく、和菓子の新たな可能性を引き出すことにも繋がります。これからの活動にも目が離せません。