幢竿支柱の発見
2026-01-26 19:19:20

影向寺跡から発見された幢竿支柱が語る古代の信仰と文化

川崎市の影向寺で発見された幢竿支柱跡



川崎市高津区に位置する影向寺(ようごうじ)境内で、国史跡・橘樹官衙遺跡群の調査が進められ、その中から神奈川県内でも2例目となる『幢竿支柱跡』が発見されました。これにより、古代の信仰や文化に関する新たな知見が得られました。

新たな発見



この発見は、令和7年11月14日から12月5日まで実施された影向寺遺跡第44次調査の成果として報告されました。調査によると、幢竿支柱は7世紀末から8世紀初頭にかけてのもので、古来より寺院で行われる儀式で使用されていたことが示唆されています。この幢竿支柱は、幢(どう)と呼ばれる旗や装飾を掲げるための柱を支えるものであり、古代影向寺において信仰の儀式が盛んに行われていたことを裏付ける重要な証拠とされています。

橘樹官衙遺跡群の重要性



橘樹官衙遺跡群は、古代の地域社会と信仰の中心的な役割を果たしていたと考えられています。川崎市教育委員会の調査結果によると、影向寺は周辺地域における文化的な中心地であったことが明らかになりつつあります。これらの調査成果は、古代東国における仏教の発展や地域社会の文化の広がりを探る上で貴重なデータとなります。

10周年記念シンポジウムの開催



この画期的な発見を受けて、川崎市教育委員会は史跡指定10周年記念のシンポジウムを2024年1月31日に開催します。このシンポジウムでは、古代東国における仏教の受容や寺院の成立など、研究の第一人者による講演が予定されています。加えて、関東周辺の古代寺院に関する事例報告やパネルディスカッションも行われ、影向寺を含む古代地方寺院の実像に迫ります。

シンポジウム詳細



  • - 日時: 令和8年1月31日(土)10:00~16:50(受付開始 9:30)
  • - 会場: 川崎市役所本庁舎2階ホール
  • - 定員: 200名(事前申込み不要・先着順)
  • - 参加費: 無料

シンポジウムへの参加者は多くなることが予想されますので、早めの来場が推奨されます。古代の影向寺がもたらす新たな歴史的知見に触れ、地域の魅力を再発見する貴重な機会となるでしょう。

不明点があれば、川崎市教育委員会事務局にお問い合わせください。電話番号は044-200-3315です。

まとめ



影向寺での幢竿支柱跡の発見は、古代の信仰と文化の理解を深める重要な手掛かりとなります。このシンポジウムでは、その新たな視点を今後の研究に役立てるための議論が活発に行われることでしょう。


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会社情報

会社名
川崎市
住所
神奈川県川崎市川崎区宮本町1番地
電話番号
044-200-2297

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