動画ニュース配信『グッテレ』
2020-02-04 16:06:11
Gunosyとサニーサイドアップが新たに動画ニュース配信サービス『グッテレ』を発表
デジタル時代において、動画広告市場は急速に成長しています。Gunosyとサニーサイドアップグループが設立した合弁会社Grillは、その流れを活かして新しい動画ニュース配信サービス『グッテレ』を開始しました。
動画広告市場の成長
近年、動画広告市場は劇的な拡大を遂げています。2019年には約2,592億円という市場規模が、2023年には5,065億円に達する見通しです。特に2020年以降は、次世代通信規格である5Gの普及が進むことで、動画コンテンツはさらに多くの視聴者に受け入れられると予想されています。しかし、その一方で、生活者が興味を持たない情報も多く、埋もれてしまうリスクもあります。
『グッテレ』の仕組み
『グッテレ』は、Gunosyの情報キュレーションを活かし、企業や団体が提供したい情報を的確なターゲットに届けることを目指します。ターゲットの年齢や性別、居住地に基づいたセグメント化を行い、最適な形で動画として配信されるため、従来の広告よりも高い訴求力を誇ります。特に「グノシー」アプリとの連携により、利用者の趣味嗜好に合わせた情報を提供できる点が大きな特徴です。
具体的なサービス内容
『グッテレ』の基本プランは、45万円からのリーズナブルな価格設定を行っています。一度の動画配信で最低15万回の再生保障があり、特にスタートアップ企業や中小企業にも利用しやすいプランとなっています。配信の流れはまず、Gunosyが取材を実施し、その情報を元にニュース動画を編集。これにより、企業の情報がより生活者に響く形に変換されます。
効果的な広告配信の仕組み
配信先は、3,300万人以上のダウンロード数を誇る「グノシー」。そのため、ターゲットユーザーに対して非常に効率的な広告配信が可能です。動画コンテンツは、ニュース性が高く、人々にとって価値のある情報として扱われるため、生活者への訴求力が高まります。また、SNSでの広告配信も組み合わせることで、より多くの人々へのアプローチが可能になります。
三つの利点
1. 企業の情報がニュース動画に変換: 取材時のレポーター起用や効果的なテロップ挿入により、内容がより訴求力のある形に。
2. 多様なユーザーへの届け方: 年齢や性別、地域に応じた情報配信が行えるため、高い親和性を保持。
3. 再生単価の設定: 2.5円からの再生単価により、費用対効果も期待できるプラン。
株式会社Grillは、Gunosyのマーケティング力とサニーサイドアップのPRノウハウを組み合わせ、動画コンテンツの新たな価値を提供することを目指しています。2019年に設立されたこの会社は、今後もデジタルとリアルの垣根を越えた新しいコミュニケーション方法を模索し続けることでしょう。今後の活動にも大いに期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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株式会社 Grill
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿南3丁目1−1恵比寿グリーングラスビル9F
- 電話番号
-
03-6774-8986