生産性を2,000%向上!グラファーの新しいAI開発プログラム
株式会社グラファーが、企業のソフトウェア開発部門向けに「Graffer AI駆動開発プログラム」を新たに開始しました。このプログラムは、AIを活用した開発手法をチーム単位で学ぶことができ、特に「バイブコーディング」や「AIペアプログラミング」といった最新技術を取り入れています。
事業開始の背景
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生成AIの市場は急速に拡大しており、IDC Japanの予測によると、日本の生成AI支出は2028年には8,028億円に達するとされています。しかし、総務省の報告では日本企業の実務での生成AI利用経験は約55.2%にとどまり、米国や中国、ドイツと比較して遅れています。特にソフトウェア開発分野では人材不足が常態化しており、これに対処するためには開発者の生産性向上が急務となっています。
当社は、「Findy Team+ Award」を2年連続受賞するなど、開発生産性の高さで定評があります。生成AIの普及に先駆けてAIコーディングツールを全社導入し、日々その開発手法を更新しています。これらの知見を基に、ソフトウェア開発チームがAIを活用した開発プロセスを採用できるプログラムを開発しました。
研修プログラムの特長
1. チーム単位での研修
本プログラムでは、数名から最大十数名の「チーム」を研修の単位として設定し、そのチームの業務を変革するための知識とスキルセットを提供します。全社的に一度に取り組むことはリスクが高いため、チームごとの取り組みを通じて各社の文化や状況に応じた変革を促進します。
2. 全体的なノウハウの提供
AIツール活用の方法を含め、実際の開発プロセスに関連する全体のノウハウを提供します。これには環境整備、業務分担の見直し、ガバナンスやセキュリティの観点からの注意点などが含まれます。
3. 人材開発戦略の視点
AIの普及に伴い、企業内の人材開発戦略にも見直しが必要です。マネジメント側がAI活用による生産性向上に対するインセンティブを考慮し、自社の人材開発戦略を更新する必要があります。
当社の強みと実績
当社は、2023年より生成AIを使用したコーディングツールを全開発メンバーに義務付け、AIを用いた開発プロセスを実践し続けています。また、北九州市や京都市などの自治体との協力によって、公共分野でも信頼性の高いAIソリューションを提供してきた実績があります。
沖縄株式会社リコーとの共同取り組み
私たちは株式会社リコー様との協力を通じて、デジタルビジネスイノベーションに向けた取り組みを開始しました。このプログラムの実施によって、満足度の高い研修が実施されており、今後もエンジニアの業務においてサポートを続けていく予定です。
今後の展望
当社は製造業や金融業界など、さらに多くのソフトウェア開発企業に向けてサービスを提供していく考えです。また、書籍出版や技術イベントを通じた情報発信も精力的に行い、「AI装着チーム」の増加を目指しています。
ウェビナー開催の案内
本プログラムに関するオンラインセミナーを開催します。AI活用による開発チームの育成方法やその実現手法について詳細に解説する内容ですので、興味のある方はぜひ参加を検討してください。