OBCが新たに発表した『奉行AIエージェント 連結会計支援クラウド』
株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)が中堅・中小企業向けに新しい会計支援システム『奉行AIエージェント 連結会計支援クラウド』を発表しました。このサービスは、AI技術を活用した次世代の業務支援を提供するもので、特に複雑で属人化しがちな連結会計業務を支援します。
連結会計の重要性と課題
連結会計業務は、親会社だけでなく、グループ企業との連携が必須です。それだけではなく、個社の会計情報を集め、照合し、合算するという難易度の高い作業が求められます。このため、担当者は特定の人に依存することが多く、属人化のリスクがあります。さらに、最近ではM&Aの増加に伴い、企業の多角化が進む中で、連結会計業務の重要性はますます高まっています。
SaaS×AIエージェントの特長
OBCの『奉行AIエージェント 連結会計支援クラウド』は、以下の3つの機能を持ち合わせています。
1.
AIエージェントによる業務サポート
AIが個社のデータ収集から内部取引の照合、合算、消去仕訳の起票までをサポート。煩雑な業務を大幅に軽減。
2.
自動化された内部取引の相殺
グループ内の取引を明細単位でAIが自動的に突合し、相殺仕訳もスムーズに処理。業務効率が向上します。
3.
国内外の会計データの集約
勘定奉行クラウドを使う法人だけでなく、他社のシステムや海外の会計データも集計可能。この機能は今後も拡張予定です。
新たなビジネス展開へ
本サービスの導入により、OBCは中堅・上場企業向けSaaS型ERP『奉行V ERPクラウド』の販売を強化し、2027年度までに約30億円の売上目標を掲げています。OBCは、業界のリーディングカンパニーとして今後も進化を続けていくことでしょう。
無料オンラインセミナーのご案内
新しい会計支援の可能性を直接感じていただけるオンラインセミナーも開催します。日程は、11月17日、12月2日、12月12日の3回で、参加費は無料です。興味のある方はぜひ参加してみてください。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
OBCの新たな挑戦が、中堅・中小企業の連結会計業務にどのような変革をもたらすのか、期待が高まります。