予実管理システム「ヨジツティクス」が新機能を追加
2025年10月30日、株式会社カオナビが提供する予実管理システム「ヨジツティクス」は、予算に対して実績や見込みが乖離した際にアラートを出し、レポートする新機能を開始します。この機能を活用することで、企業は販売管理費や売上原価などのコストがどのように予算とずれているかを素早く確認でき、適切な行動をとることが可能になります。
予実管理の重要性とその課題
予実管理では、予算に対する実績の乖離を早めに把握することが成功の鍵となりますが、多くの企業では月次や四半期ごとに実績を集計しなければ、問題を確認することができません。こうした過程は労力がかかり、時には問題が大きく育ってから気付くことも珍しくありません。これを防ぐために、新たに開発されたアラート機能が導入されました。
新機能の概要
「ヨジツティクス」では、予算に対する乖離幅を自由に設定してアラートを表示することができ、これにより上振れ・下振れの両方を早期に察知することが可能となります。具体的には、人件費、採用費、宣伝広告費などのコストに対して、予算差や前月比、前年比のアラートを設定することができます。これにより、予算を管理する上での重要な情報をリアルタイムで把握できるようになり、無駄遣いやコストの最適化に寄与することでしょう。
月次レポートによる戦略的支援
この新機能は、月次でアラートの対象となるデータをレポートしてくれるため、単発の対応だけでなく長期的な戦略にも役立ちます。業績が好調な時も不調な時も、適切な判断を下せるようサポートします。特に予算に対する進捗を一目で把握できるため、経営判断のスピードが格段に向上します。
「ヨジツティクス」とは
「ヨジツティクス」は売上高や販売費、一般管理費を一元化し、損益計算書や非財務データをクラウド上で可視化します。このことで、経営陣や現場の担当者がリアルタイムで数字や状況を共有でき、迅速かつ正確な経営判断が可能となります。まさに未来のビジネスを形作る重要なツールです。
株式会社カオナビのビジョン
「カオナビ」は、「はたらく」にテクノロジーを実装することで、個々の力を引き出し、社会を革新することを目的とした企業です。タレントマネジメントのリーディングカンパニーとして、データとAIの力を用いて、人的資本の価値を最大限に引き出す努力を続けております。カオナビの「ヨジツティクス」は、その中核をなすシステムであり、企業が成長するための基盤を提供します。
詳細な情報は以下のリンクをご覧ください。
所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F
設立:2008年5月27日
代表者:代表取締役社長CEO 佐藤 寛之
事業内容:タレントマネジメントシステム「カオナビ」、予実管理システム「ヨジツティクス」の開発・販売・サポート