CORO®が日本の企業で導入開始
2016-05-19 11:00:02
人協働ロボット「CORO®」がトヨタ、オムロン他企業で導入決定!生産性向上に貢献
人と協働するロボット「CORO®」が日本のトップ企業に導入
近年、人手不足が深刻化する日本において、生産性向上のためのロボット導入が加速しています。この度、ライフロボティクス株式会社が開発した協働ロボット「CORO®」が、トヨタ自動車、オムロン、吉野家、ロイヤル、その他国内大手企業への導入が決定しました。
「CORO®」は、従来の産業用ロボットとは異なり、人間との協働作業を前提に設計された画期的なコ・ロボットです。特に狭い空間でも安全に作業できる点が大きな特徴です。その秘密は、独自開発のTRANSPANDER®テクノロジーにあります。この技術により、肘関節を排除したシンプルなアームを実現。これにより、従来のロボットアームに比べて動作予測が容易になり、安全性が大幅に向上しました。また、ソフトウェアとハードウェアによる動作範囲の制限も可能で、人との接触リスクを最小限に抑えます。
CORO®の導入による効果
「CORO®」の導入により、各企業は以下のような効果を期待しています。
生産性向上: 単純作業の自動化により、作業効率の大幅な向上が見込まれます。
人手不足解消: 労働力不足を補い、生産ラインの維持・安定化に貢献します。
作業環境改善: 重労働や危険な作業をロボットに任せることで、労働者の負担軽減と安全性の向上に繋がります。
CORO®の特徴:安全で、導入しやすいロボット
「CORO®」は、安全性を重視した設計がなされています。肘関節がないシンプルな構造は、動作の予測可能性を高め、人との接触事故のリスクを低減します。また、専門知識がなくても簡単に動作設定できるティーチング環境も提供しており、導入における負担を最小限に抑えます。設置工事も不要なため、迅速な導入が可能です。
ライフロボティクス株式会社:人間とロボットが共存する社会を目指す
ライフロボティクス株式会社は、2007年創業のロボットベンチャー企業です。代表取締役CEO&CTOである尹祐根氏は、長年に渡るロボットアーム研究の経験を活かし、人間を支える協働ロボットの開発に注力しています。同社は「CORO®」の販売を皮切りに、人手不足問題の解決に貢献し、人間がより創造的な仕事に専念できる社会の実現を目指しています。
CORO®の仕様
商品名:CORO®
発売日:2016年1月
動作形態:多関節型ロボット
本体重量:26kg
可搬重量:2kg
最大合成速度:2,000mm/s
最大リーチ:865mm
消費電力:最大630W
法律・規格:労働安全衛生法、ISO 10218-1、ISO 12100、ISO 23849-1等に準拠
まとめ
「CORO®」は、人手不足や生産性向上に悩む企業にとって、非常に魅力的なソリューションです。その高い安全性と導入の容易さから、今後ますます多くの企業に導入されることが予想されます。ライフロボティクス社の取り組みは、人間とロボットが共存する未来社会の実現に大きく貢献するでしょう。
会社情報
- 会社名
-
ライフロボティクス株式会社
- 住所
- 東京都江東区富岡2−9−11京福ビル 5F
- 電話番号
-
03-6458-8258