近江亀井牛の魅力
2019-11-19 09:00:21

近江八幡で新たに誕生した和牛ブランド「近江亀井牛」の魅力

近江八幡の新しいブランド和牛「近江亀井牛」



近江八幡で新たに生まれた「近江亀井牛」は、その品質とこだわりで注目を集めています。この牛肉は、厳しい基準を満たした牛だけが名乗ることができる特別なブランドです。近江牛の厳格な認定基準に加え、さまざまな条件をクリアした牛たちから生まれるこの和牛は、まさに品質の象徴と言えるでしょう。

厳選されたメスの未経産牛が主役



「近江亀井牛」として出荷される牛は、近江牛に認定されたメスの未経産牛、または自家牧場で繁殖したメス牛のみです。肉の旨みととろける脂質は、400年続く近江牛の歴史の中でも未経産牛が最も美味だと言われています。亀井牧場では、厳選した母牛から産まれた子牛が健康に育つよう細心の注意を払い、さらにはオス牛は仔牛のうちに去勢され、最高品質の肉質を実現しています。

美しい立ち姿と肉質の両立



このブランドの認定基準には、新たに美しい立ち姿も加えられています。40年間の経験を活かし、肉質だけでなく牛自身の姿勢や体格にも注目しています。近江亀井牛では、90%がA4等級以上の上物肉質を誇り、その評価基準はただ肉質だけに留まらず、四本足でしっかりと立ち上がり、圧倒的な体格を持つ牛のみが認定されるのです。

生体熟成の重要性



亀井牧場では、牛の生体を熟成させる独自の方法を採用しています。一般的には25カ月以内に出荷されることが多い国産牛ですが、同牧場ではこの期間を延長し、牛肉の旨みや良質な脂質を引き出すために数か月間熟成させます。この熟成プロセスにより、肉質がさらに向上し、しつこくない滑らかなお肉が生まれます。

穏やかな気性と特別な餌



牛の成長には、穏やかな気性も重要です。スタッフが毎日牛と触れ合い、ストレスを緩和する音楽を流すことで、リラックスした環境で育てられています。また、独自配合の餌には、地元の近江米の稲藁やビール粕が含まれ、肉の旨味成分であるオレイン酸が豊富に含まれています。

愛情を込めた育成



亀井牧場グループは、愛情を持って牛を育てることを社訓にしています。出牛の際には「牛さんありがとう」とスタッフ全員で感謝の気持ちを込めて送り出します。このように、単なる商品の出荷ではなく、牛と人との絆を大切にした取り組みが行われています。

亀井牧場のこだわり



亀井牧場グループは「亀井牧場」を中心に、「株式会社まる亀こうし牧場」をはじめとする様々な法人ブランドと連携し、真正な美味しい牛肉の生産を目指しています。「近江亀井牛」はそのこだわりの象徴として生まれたブランドです。代表の亀井利次氏やまる亀こうし牧場の亀井頌司氏をはじめ、情熱を持ったスタッフが一丸となって品質の高い牛肉を生産しています。

これからも「近江亀井牛」は、厳選されたこだわりの肉として、多くの人々に愛されていくことでしょう。

会社情報

会社名
株式会社 まる亀こうし牧場
住所
滋賀県近江八幡市大中町69
電話番号
0748-43-0788

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