FCEがジーニー及びJAPAN AIと資本業務提携を発表しAI事業拡大へ

FCEが新たな底力を手に入れる

2023年、株式会社FCEは、マーケティングテクノロジーを手掛ける株式会社ジーニーと、AIエージェントを提供するJAPAN AI株式会社との資本業務提携を結びました。この提携では、FCEが展開するDX推進事業や教育研修事業と、ジーニー社のマーケティング技術やJAPAN AI社のAIエージェント技術を組み合わせることで、企業の業務改革と生産性の向上を目指します。AIの進化が業界に求められる中、これらの提携は、FCEにとっても戦略的な一手といえるでしょう。

提携の背景と狙い

近年、企業や教育現場では、生成AIやAIエージェントが急速に普及しています。特にAIエージェントは、人間のリソースを補填し、業務の効率化を図りながら創造性を発揮するための重要なツールとして注目を浴びています。FCEは2023年に、生成AIを活用する新たなプラットフォーム「FCEプロンプトゲート」を開始し、企業や教育機関への生成AIの活用支援を強化しています。この提携を通じて、FCEは既存事業の価値をさらに拡大し、社会全体におけるAIの実装を促進していく予定です。

提携内容詳解

ジーニー社との提携

- 業務提携内容: FCEのDX推進事業とジーニー社のマーケティングSaaS事業を融合させる業務提携を実施。顧客基盤とソリューションを活用し、販売活動や新たな需要の発掘を進めていく。
- 資本提携内容: FCEはジーニー社の普通株式を取得予定で、これにより両社の関係をより強固にしていく狙いがあります。

JAPAN AI社との提携

- 業務提携内容: JAPAN AI社のAIエージェント「JAPAN AI AGENT」をFCEの事業に組み込む計画。自律行動するAIが業務効率を高めるソリューションを提供。
- 資本提携内容: FCEがJAPAN AI社の優先株式を取得し、これによって新たな事業基盤を確立する意向です。

提携先の紹介

- 株式会社ジーニー: 2010年設立、東京都に本社を持つ。国内唯一のセールス&マーケティングプラットフォーム「GENIEE Marketing Cloud」を提供し、グローバルに展開。
- JAPAN AI株式会社: 2023年設立の若い企業で、人工知能に関する研究開発とコンサルティングを行う。

今後の展望

今回の提携により、FCEは中長期的に新たな収益源を創出する見込みです。2025年の業績に与える影響は軽微ですが、今後の成長が期待されます。FCEは「チャレンジあふれる未来をつくる」という理念のもと、人的資本の最大化に貢献しながら、DX推進事業と教育研修事業を拡大していくことが求められます。

このような重要な提携を通じて、FCEは今後もますます成長を続けていくことでしょう。