東急グループの再編
2025-03-24 15:51:57

東急グループ、商業施設運営事業の再編で新たな展開へ

東急グループが商業施設運営事業を再編



東急株式会社(以下、東急)は、2025年8月1日を効力発生日として、商業施設運営事業の大規模な再編を行うことを発表しました。この再編の結果、商業施設の運営と企画開発を専門に行う「東急リテールマネジメント株式会社」が設立されます。

株式会社東急百貨店を分割母体とし、新たに設立されるTK百貨店準備株式会社がその業務を引き継ぎ、再編後に商号を変更します。また、東急リテールマネジメントが商業運営各社を傘下におき、より一体的な運営体制を実現します。

再編の目的と期待される効果


本再編によって、東急は商業運営各社の機能を整理し、経営効率の向上を図ります。これにより、各商業運営会社がそれぞれの特色を活かしながら、独自の事業モデルやコンテンツを開発することが期待されています。特に、渋谷を中心にして、最新のトレンドや客のニーズに応じた商業施設の企画開発を進めていく方針です。

最重要な拠点として位置付けられる渋谷では、若者をターゲットにした新しいコンテンツの充実や、フード&ビューティー関連の売り場の拡充が進められてきました。また、インバウンド需要に対応した施策も取り入れ、東京の観光地としての魅力を高めています。

変わる商業施設のビジョン


「エンタテイメントシティSHIBUYA」を目指し、東急リテールマネジメントと商業運営各社が横断的に参画することで、お客様にとって新しい驚きや体験を提供することが目標です。「利便性・快適性」、「ワクワク感」、「東急ならでは」の3要素を基に、期待を超える顧客体験を生み出し、お客様の生活の質を向上させることが求められます。

商業運営各社の役割


商業運営各社は、各自の強みを活かしつつ、東急リテールマネジメントと協力して業務を進めます。具体的には、株式会社東急百貨店では、専門的なカテゴリー集積売り場や催事を企画し、地域との連携イベントを通じたコミュニティ創りを行います。

株式会社東急モールズデベロップメントや株式会社SHIBUYA109エンタテイメントも、それぞれのブランドやエンタメを基にしたポップアップストアや新しい観光拠点を創出しています。これにより、より多様な体験をお客様に提供できるようになります。

未来に向けたステップ


東急グループは、これまでの商業運営のノウハウを結集し、未来に向けた新たなビジネスモデルを構築し、さらなる成長を目指します。地域の特性を活かした商業施設の展開を通じて、地域の方々や来街されるお客様への貢献を図る方針です。今後の動向に注目が集まります。

下記に、商業運営各社の概要をまとめました。

当グループの商業運営各社の概要



  • - 株式会社東急百貨店: 18施設運営、運営面積179,960㎡
  • - 株式会社東急モールズデベロップメント: 33施設運営、賃貸可能面積320,553㎡
  • - 株式会社SHIBUYA109エンタテイメント: 3施設運営、賃貸可能面積13,890㎡
  • - 株式会社ながの東急百貨店: 1施設運営、運営面積19,381㎡

これらの再編と新体制によって、東急グループが提供する様々な商業体験がさらに向上し、地域社会における貢献が期待されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
株式会社東急モールズデベロップメント
住所
東京都渋谷区道玄坂1-10-7五島育英会ビル5階
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。