スポGOMI ワールドカップ 2025 岩手STAGE
海洋ごみ問題の啓発を目的とした「スポGOMI ワールドカップ 2025」の岩手大会、通称「岩手STAGE」が10月20日に盛岡市本宮地区で行われました。このイベントでは、スポーツとごみ拾いを組み合わせた「スポGOMI」という新しいスポーツが注目されています。
スポGOMIとは?
スポGOMIは、「スポーツ×ごみ拾い」を組み合わせたユニークな競技で、3名1組のチームで構成され、指定エリア内のごみを制限時間内に拾い集め、その量や種類に応じてポイントを競い合います。この活動は日本発祥で、国内外での海洋ごみ削減に向けた意識啓発を狙いとしています。2025年の東京での大会に向けて、国内外のごみ問題への関心が高まっています。
岩手STAGEの詳細
この大会には、12チーム、総勢36人が参加しました。チーム「IPA」が5.98kgのごみを拾い、766.4ポイントを獲得して見事優勝を果たしました。彼らは、準優勝の「teamHTS」に対して248ポイント差をつけ、実力を示しました。この日の大会全体で集まったごみの総量は24.1kgに達しました。
優勝チームの取り組み
優勝した「IPA」チームのメンバーは、「昨年の参加で気づいた点は、意外な場所にごみがまだ残っているということ。未来の海洋環境のためだけでなく、街をきれいに保つために、これからも積極的に参加したい」と語りました。今後も彼らの活動が期待されています。
開催を支える団体の役割
この大会は、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブが主催し、日本財団が企画・支援を行っています。また、海洋ごみ問題の改善に向けたプロジェクト「CHANGE FOR THE BLUE」も並行して進められています。これは、国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自らの課題として認識し、行動するきっかけ作りを目指しています。
まとめ
スポGOMIはスポーツを通じて環境問題に取り組む新たな形を提供し、さらに全国的なムーブメントとして広まりを見せています。2025年のスポGOMI ワールドカップに向けて、より多くの人々が海洋ごみ削減の意識を高め、積極的に参加していくことが期待されます。
これからの活動に注目が集まる中、全国各地での海洋ごみ削減のための取り組みも広がっていくことでしょう。どうぞ皆さんも、日常生活の中で小さな取り組みから始めてみてはいかがでしょうか?