ミャンマー大地震の被災地へ看護師派遣！大多和医院の緊急医療支援

ミャンマー大地震への支援活動

2025年3月28日にミャンマー中部で発生したマグニチュード7.7の地震。その影響は甚大で、多くの人々が支援を必要としています。そんな中、千葉県白子町にある医療法人社団木犀会大多和医院が、緊急支援活動を開始しました。

看護師の派遣

このたび、大多和医院は特定非営利活動法人ジャパンハートと協力し、被災地に看護師1名を派遣することを決定しました。派遣された看護師は4月2日に現地へ向かい、10日間の医療支援を行います。彼女はジャパンハートの現地チームと共に、緊急の医療支援にあたる予定です。

ジャパンハートの活動

ジャパンハートは、3月29日の早朝、震源地に緊急調査チームを派遣し、迅速に支援活動を開始しました。その後、3月31日からは屋外診療と医療物資の提供をスタートさせています。特に、崩壊したワッチェ慈善病院の敷地内で、外傷を負った患者への診療を行い、さらにネピドーの大型病院からの要請を受けて医療物資や食料、水を届けています。来る4月、派遣された看護師もこの活動に加わり、現地チームと共に支援を行う予定です。

災害支援スキーム

大多和医院は平常時から地域医療へ貢献することを目指し、緊急時には迅速な支援ができる体制を整えてきました。今回の看護師派遣は、ジャパンハートが推進する「災害支援スキーム」を通じて実現したものです。この取り組みの詳細については、公式ウェブサイトで確認できます。

今後の展開

大多和医院は今後もジャパンハートと協力し、ミャンマーでの医療支援を継続的に行っていく方針です。また、活動報告や支援の必要性については定期的に発信する予定です。支援を必要とする人々に向けた募金も行われており、詳細はジャパンハートの公式ウェブサイトで確認できます。

大多和医院について

大多和医院は千葉県長生郡白子町で100年以上にわたり地域医療を支えてきた総合診療医院です。2021年、森徳郎院長がその責任を引き継ぎ、新型コロナウイルスワクチン接種や訪問診療など、地域住民に必要とされる様々な医療サービスを提供しています。特に、子どもや高齢者の「孤独」を減少させるための社会事業にも取り組んでいます。