ヘリウムリサイクル対話
2026-04-29 23:48:26

岡山大学と岩手大学がヘリウムリサイクル事業で対話を開始

岡山大学と岩手大学の意見交換会でヘリウムリサイクル事業の展望を探る



岡山大学(以下、岡大)は、2026年2月27日に岩手大学の技術職員を迎え、津島キャンパスにて「中四国・播磨ヘリウムリサイクル事業ネットワーク(HeReNet)」に関する意見交換会を実施しました。この取り組みは、地域の研究・教育機関が連携し、ヘリウム資源の有効活用を図ることを目的としています。

意見交換会の概要



訪問団には、岩手大学の千葉寿技術室長と藤崎聡美技術室長が参加し、岡大の研究協力課や総合技術部からも多くのメンバーが一堂に会しました。意見交換では、岡大が推進するHeReNet事業の内容について説明し、北東北地域への展開に向けた具体的な課題や取り組みについて意見を交わしました。

意見交換の後は、岡山理科大学でのヘリウムガス回収設備の見学が行われ、また、使用済み設備から液体ヘリウムを回収する「HeliGet」プログラムや、次世代のヘリウムユーザー育成を目指す「HeliSET」プログラムについても情報が共有されました。

スマートスピーカー制御器の紹介



さらに、岩手大学と分子科学研究所が共同開発した「WAN-WANシステム」の説明会も行われました。このシステムは、水漏れや振動などの多岐にわたるセンサー機能を持つスマートスピーカー制御器で、研究分野での革新を促すツールとして期待されています。

ヘリウムリサイクルの重要性



岡山大学は、ヘリウムが100%海外依存のリソースである現状を鑑み、液体ヘリウムの安定供給と経済安全保障の強化を重視しています。今回の意見交換会を通じて、岩手大学との共同研究によって、ヘリウムリサイクル事業が全国に波及することが期待されています。岩手大学の千葉室長は、岡山大学の取り組みを「素晴らしい」と評価し、岩手大学でも同様のリサイクル実施の可能性を検討する意向を示しました。

地域中核大学としての役割



岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、「HeReNet」「HeliGet」「HeliSET」を推進し、地域の大学や研究機関、高等専門学校、企業との連携を深めていく方針を明確にしています。これにより、液体ヘリウムを利用した産業や研究の裾野を広げ、さらなるイノベーション創出を目指します。今後の同大学との連携により、日本全体の研究力向上そして持続可能な発展が期待されます。

まとめ



今回の意見交換会は、単なる技術交流を超えて、地域の未来を見据えた重要な一歩であり、岡山大学の活動が今後どのように展開していくのか、期待が高まります。持続可能な開発目標(SDGs)にも対応するこの取り組みは、地域社会における持続的な発展の一翼を担うことになるでしょう。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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