新スタジアム建設に関する最新情報
山形県天童市で進行中の新スタジアムプロジェクトについて、株式会社モンテディオフットボールパーク(MFP)が発注先を正式に決定しました。新スタジアムは地域の密接な結びつきを意識した設計が計画されており、Jリーグの基準を満たすスタジアムとして期待されています。
発注先とその特性
新スタジアムの発注先には、清水建設グループの清水建設株式会社東北支店と株式会社市村工務店が選ばれました。この選定により、設計と施工が一体として行われることで、質の高い建物が迅速に完成することが見込まれます。清水建設は、220年の歴史を誇る企業で、その“誠実なものづくり”の精神が新たなスタジアム建設においても発揮されることが期待されます。
コンセプトと建設概要
この新しいスタジアムのコンセプトは『山形を繋ぐ ~Rediscovery YAMAGATA~』です。地域性と文化を重んじ、山形の魅力を発信する拠点となることを目指しています。スタジアムは以下のような概要で建設が進められます。
- - 建設費用: 約158億円
- - 建築面積: 約13,000㎡、延べ面積約25,000㎡
- - 収容人数: 約15,000人
- - 構造: 鉄骨造・鉄筋コンクリート造
- - 階数: 地上3階
この新スタジアムが完成することで、山形県のスポーツシーンは大きく変わり、地域の活性化にも寄与することでしょう。
建設スケジュール
現在の予定では、2025年秋頃に基本設計と実施設計が完了し、同年秋から建設が着工される予定です。竣工は2028年春頃を見込んでおり、夏には正式なオープンを予定しています。このプロジェクトは地域コミュニティの参加を促し、スタジアムが単なる競技場にとどまらない、新たな集いの場を提供することを目指しています。
イメージと公開情報
清水建設によるイメージパースが展示されており、公式サイトでの視聴が可能です。新スタジアムのデザインや機能について、詳細なビジュアルイメージが利用者に提供されています。また、相田健太郎代表取締役社長のメッセージでは、山形の文化や地域資源を大切にし、観客が共有できる場を作ることが強調されています。地域の皆様が心から誇れる場所の創出を目指し、プロジェクトは進行中です。
清水建設の理念
清水建設の大橋成基執行役員は、創業から続いている企業理念を基に、プロジェクトに情熱を持って取り組んでいく姿勢を示しています。「子どもたちに誇れるしごとを。」というメッセージは、未来への責任感を感じさせます。
このスタジアム建設により、山形への新たな関心と地域全体の活性化が期待されています。