北九州市に新たに誕生する高機能型物流施設「Landport小倉」
野村不動産株式会社は、北九州市において新たな高機能型物流施設「(仮称)Landport小倉」の計画を発表しました。この施設は、北九州空港や新門司港、さらには太刀浦コンテナターミナルに近接した好立地に位置し、多様な配送ニーズに応えられることが期待されています。
立地の利便性とアクセスの良さ
「Landport小倉」は、陸・海・空すべてのインフラへのアクセスが良好で、それにより効率的な物流の実現が可能です。これによって、地域の企業や住民にも大きなメリットがあるとされており、地域経済の活性化に寄与することが期待されています。
本施設は、2025年4月から2028年3月までの期間に、野村不動産が約3,400億円を投じて整備を進める合計15棟の物流施設の一部です。また、9月30日には北九州市との立地協定が締結され、双方が連携して市の物流拠点構想を進めていくことが一本化されました。
施設の特徴や設備
「Landport小倉」は、その特性により、低床と高床の両面バースを備えているため、多量の貨物の取り扱いが可能です。また、ワーカー向けのカフェテリアも設置され、作業員が快適に過ごせる空間を提供します。さらに、テナント企業には北九州市民の優先雇用を促進する取り組みもなされており、地域の雇用創出に繋がることが見込まれています。
市の物流拠点化構想とのシナジー
北九州市が進める「物流拠点構想」に合わせて設計されたこの施設は、地域内外の物流効率を大幅に向上させるための重要な拠点となるでしょう。市は物流企業とのマッチングや法令窓口を通じて、当施設の運営を積極的にサポートすることを約束しています。
未来への展望
この高機能型物流施設は、豊富な交通インフラにあわせた形で新設されることで、地域の雇用を後押しし、物流業界が抱える課題の解決にも寄与する見込みです。北九州市における物流のさらなる集積と効率化が期待される中、当社は今後も積極的に地域に根ざした施策を実施し、街の発展に貢献していく方針です。
「Landport小倉」の完成を通じて、現地企業や地域住民にとっても大きな利便性がもたらされるでしょう。これからの北九州市における物流の未来に大いに注目が集まります。