人事DXシステム「One人事」を提供するOne人事株式会社は、同社の提供する「One人事[タレントマネジメント]」に新機能「スキル管理」(Version1.0)を追加し、提供を開始したと発表しました。
近年、企業は競争力を高めるために、生産性向上や人材配置の最適化、従業員のモチベーション向上などに取り組んでいます。その中で、従業員のスキル情報を可視化し、人材育成や配置、評価などに役立てる「タレントマネジメント」への関心が高まっています。
「One人事[タレントマネジメント]」では、これまでにも柔軟なデータ管理機能によって従業員のスキル情報の管理が可能でしたが、スキル管理の重要性が高まっていることを受けて、より効率的で効果的な運用を実現するための専用機能の提供を開始しました。
新機能「スキル管理」は、以下の3つの特徴を備えています。
1.
スキルツリーの設定
企業ごとに異なる業種や職種、役職などに合わせたスキル項目やレベル定義(スキルシート)を柔軟に設定できます。直感的な操作で階層化したツリー構造のスキルシートを作成したり、Excelで作成したスキルシートをインポートしたりできます。また、厚生労働省が公開している職業能力評価基準に基づいた事務系職種のスキルテンプレート(19職種、96種類)を参考に、スキル評価項目をカスタマイズすることも可能です。
2.
スキル評価の実施
スキル評価は、自己評価のみ、上司評価のみ、または自己評価と上司評価を組み合わせるなど、任意のフローを設定できます。パソコンだけでなく、スマートフォンからも評価入力可能です。
3.
スキル評価結果の集計
集計画面では、メンバーごとのスキル評価スコア、スキル項目ごとの評価スコアを集計し、組織全体のスキル状況を把握できます。これにより、強化すべきスキルを特定し、効果的な育成施策を実施することが可能になります。また、個々のスキル特性に合わせた配置や育成を実現することで、人材資産の最大活用と組織全体の戦力強化を目指します。
One人事株式会社は、今後、スキル評価の分析機能の追加など、新機能を順次提供していく予定です。
One人事は、今後もお客様の課題解決につながる機能提供を継続的に行っていくとしています。
One人事について
One人事は、勤怠管理、労務管理、給与計算、タレントマネジメントなど、人事業務の効率化と高度化をワンストップで実現する人事DXシステムです。累計導入社数は720社を超え、一般企業から官公庁や自治体まで、幅広い組織に対応しています。社員の成長と業務の効率化を全面的にサポートすることで、組織の成長を支援します。